ミンちゃんの臓器を移植待機している子供達に提供する話が持ち上がる。チュウはミンはまだ生きていると拒絶する。父親として愛娘であるミンの死を認めたくない気持ちが痛いほど伝わるシーン。私も同じ立場に置かれたくはないけど、置かれたら同じ反応するだろう。さっきまで、元気に「ハッピーバースデー」と可愛く声かけてくれていたんだから。
このカップルでも女性の方が強く、前を向いている。チュウにミンも望んでいることと言って臓器提供することを説得する。手術室へ向かうミンのベッドに最後に手をかけて引き留めようとした姿が痛々しい。
イーホアにグァン・シンからの手紙が届く。病院を辞めてからの経緯が書かれている。山への旅でグァン・シンは心休まる場所と自分の望む医療活動ができる場を見つけ出した。見守ってくれるパートナーと僻地医療がその回答。
イーホアは同じ山に登り自分自身も目的を見いだす。そして、ツィフォンを愛していくことを彼女に宣言する。
エンドロールが終わったところで、グァン・シンが病院を去るシーンが写し出される。そこにはかつての外科部長のタンが一人で座っていた。着てもいない手術着をグァン・シンに脱がしてもらうタン。そして、部長室でクラシックを聞いていたようにイヤフォンをする。何も繋がっていないイヤフォンをしているタン。残酷なエンド。
最終回をみるとこのドラマはグァン・シンが主役ともいえる。イーホアとツィフォンとの仲はこれからの話でまだ実現しておらずイーホアの決意だけ。そうするとグァン・シンだけが幸せを得たように思える。この最終回は何とも座りの悪い終わり方だ。
コメント
stanakaさんおはようございます:-D
このドラマの主役はイーホアだけではなく、グァンシンだったりそしてタン部長だったのかな?って思いました。
仰るとおり残酷でしたね。タンをここまで醜くするとは思わなかったし。ミンちゃんが入院して間がないのにもう移植だもの。しかもあの記者会見でしょ?
こんなにも人を痛めつけなくてもいいのにって思ってしまいました(涙)
グァンシンはいっちゃんいい選択をして幸せに暮らしたってことですかねえ。
とん子さん、こんにちは。
最後に来て、グァンシンの妙な大人ぶりと、イーホアの女々しさが気になりました。とん子さんの言われているように、そこまでしなくてもというのは同感です。とても残酷です。