馬医 第37回「遺志を継いで」レビュー

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今回の馬医はタイトルに「遺志を継いで」とありますが、むしろ「クァンヒョンの凱旋」とした方がすんなりとくる内容でした。
さすがに、俺様なタイトルは付けられないでしょうが。

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顕宗(ヒョンジョン)の許し

顕宗(ヒョンジョン)の色々な面での判断が違和感ありまくりなんです。手術が失敗したら罪に問うという点についてもクァンヒョンの過失を問題にしているわけではなく、顕宗(ヒョンジョン)にとって頼みの綱であったコ・ジュマンを救えなかったという極めてポリティカルかつエモーショナルな点で決めていることです。

顕宗(ヒョンジョン)がこんな判断をしていくのなら医療の進歩はないし、やる気を落とすばかり。ミョンファンみたいな輩が力を揮うのは顕宗(ヒョンジョン)のせいじゃないのと小一時間説教したい。

さらに、清国からの宰相がクァンヒョンを許してやってほしいという点について判断を保留するのにも驚き。

仮にクァンヒョンを罪に問うた場合には外交問題となって周辺国の笑い者かつ清国からの激しい怒りをかうのは必至。そんなことも読めないのか顕宗(ヒョンジョン)!

クァンヒョンとチニョン

ようやく、二人の想いは一つになったという感じですが、今回の演出はちょっと考えすぎのような気がする。

韓国ドラマお得意のすれ違いを使ってようやく二人は橋の上で出会うというシーンを描いています。しかし、冷静に考えたらクァンヒョンはもうお尋ね者ではないし、都にいることがわかっているのだから、どうしてそんなに焦って会うという演出をしちゃうのかな。

もっと、さりげなく二人は会って、過去の思い出話の中で盛り上げていくというのでも良かったのでは。

その上でクァンヒョンとチニョンのキスがあればいいのにな~

復職するクァンヒョンたち

恵民署の署長はシン・ビョンハになったのは順当なところですが、ドラスチックにクァンヒョンじゃあダメなんですか。

チニョン、インジュも復職するし、さらに恵民署に治腫院も合体するというのはかなりドラスチック。その上、顕宗(ヒョンジョン)は薬契をあっさりと認知してしまうし。

三角関係の復活? 終焉?

美人女将のイノクを巡ってのギベ vs. ジャンバクの闘いはクァンヒョンにより一時休戦となっていたが、一段落した途端に再開。でも、イノクは二人に背を向けてしまったのでこの三角関係は終わってしまうのかな?

新たな展開の予感

無敵とも思えるクァンヒョンの外科手術なんですが、ここで凶作により問題が顕在化。凶作により食べるものがない庶民は体力がないため術後の後遺症が問題となっている。

これを解決するものとして「治腫指南」があればと思わせぶりに語るサアム道人。その「治腫指南」を持った謎の人物が登場したぞ。ミョンファンの代わりを務める悪役候補か?

「治腫指南」は実在する書物で、説明はこちらのサイト→HelloDD.com/japan/にあります。どんな内容かは実際の書物の画像がこちらに→治腫指南. 巻之1-2 / [任彦国] [撰]あります。

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