今回の太王四神記は「女に目覚めたスジニ」
朱雀の神器が目覚める前にスジニが女を意識し始めたようで、まずは女に目覚めたというところでしょうか。服装もキュロット風の服装になって女を意識させるファッションとなっています。
うちの娘も中学一年生ですが、まだ、女性としての意識は希薄。まあ、違いは一緒にお風呂に入ってくれなくなったということでしょうか・・・お父さんは寂しい・・・・。服装もジーンズなどが多いし、そもそも学校にはジャージで通学だし、たまにスカートをはいたりすると、女の子だねーとしみじみと感じる始末。
今回はスジニとうちの娘を重ねて観てしまいました。題名では二人の朱雀となっていますが中心となっているのはスジニだったように思えますので、スジニの視点からレビューしてみましょう。
チョン・ヒスク
講談社
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単行本
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・太王四神記 公式ドラマ・ガイド 前編
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以下、ネタバレ。
スジニの養女問題
フッケ族長がスジニに「わしはどうだ?」なんて、ここだけのセリフを抜き出すとエロ親父と間違いそうなセリフでスジニに聞いています。「父親としてどうだ?わしの娘にならんか?」スジニは族長の娘になれると聞いて満更ではなさそう。さらに、5部族の中で一番大きな酒蔵を持っていると聞いてますます乗り気になっているようです。スジニとしてもヒョンゴは育ての親というよりは兄に近い存在のように思っているフシがあるので、フッケのような存在が父親になってくれるというのは安心感があってうれしかったかもしれない。
唐突のように思えるフッケ族長のスジニに対する養女としての勧誘だけど、百済との戦は一段落して国内城においては火天会との戦いに勝利し圧倒的な武力を有する王として戻ってきており一段落状態。忠臣としては大事な王の婚姻という課題を解決するよい時期と思ったに違いない。前王との約束もあるしということで課題解決を図るフッケ族長。伊達に族長をしているわけではない。しかし、フッケには手持ちの娘がいない、そこで目をつけたのがスジニというわけ。一旦、フッケの養女として迎え、その上で王妃として差し出す段取り。フッケが王妃の候補としての条件を挙げたポイントがスジニ向き
- タムドクが周辺各国を平定するために国内城を留守にすることが多くなるから留守を守れる女性
- 天地がひっくり返っても守れ、芯の強い女性
まさにスジニが条件にはまる。フッケは見る目があるね。タムドクの件がなければ次男であるタルグの嫁になんて言い出していたかも知れない。
フッケがスジニを養女にしたいという思惑を知ったスジニは動揺してしまう。
スジニとタムドク
今まではスジニはタムドクに対して妹のように接していたが、今回は王妃という話が出て自分のタムドクに対する気持ちに気づいて引き気味の対応。タムドクが現れると隠れてしまうスジニ。いつもなら憎まれ口の一つでも叩いて一緒に(勝手に?)お酒を飲むところがドギマギして隠れるという行動に。
タムドクはいつもかわらずに「酒のにおいがする」と言って隠れているスジニに隣に来るように身振りで示す。おずおずという感じでタムドクの隣に微妙な距離を置いて座るスジニ。顔はタムドクとは左45度の角度を向けて直接見ない様にしている。「こうして毎晩過ごさないか」とタムドクはスジニに語りかける。王妃問題を知っていてのタムドクのこの発言は何を意味するのだろうか。まだ、スジニを結婚対象とは見ていないで友達感覚でいる証拠かな。そして、その友達関係を崩したくないという意思表示だろうか。しかも、大胆にタムドクはスジニの肩を抱く。ますます、どぎまぎするスジニ。でも、肩に頭を預けるスジニ。
タムドクとスジニの関係はまずはスジニの変化が訪れました。タムドクには訪れるのか・・・。
スジニとチョロ
チョロに青龍の神器を返しに来たヒョンゴたち。ヒョンゴたちにチョロは心臓に青龍の神器が刺さっていたときの夢の話をします。その夢の中で見た一人の女性が忘れられないという。その女性の姿は神話時代のセオ。今のスジニというわけ。その夢の中の女性と出会えたので神器はいらないと言うチョロ。チョロにとってスジニは憧れの女性なんですね。
チョロの気持ちに気づかないスジニは無邪気にチョロに身を預けるような体勢で話しています。話の内容はタムドクの替わりにキハを成敗する話・・・。
スジニの出自
ヒョンゴとフッケがタムドクに大神官のキハを罰せよと迫るがタムドクは
- 前王と前大神官を殺害した証拠がない
- 大神官は王といえども裁くことは出来ない
という理由を挙げて拒否。さらに言い募る二人にタムドクは「その女に私が想いを寄せている」かどうか知りたいのかと詰問。その様子をこっそりと見ているスジニ。
スジニの両親は百済のヘ氏であり、チュシンの星が天に輝いたときに朱雀の印があらわれそれを見た火天会に襲撃されて両親は殺されたことを知らされる。
スジニは両親の敵でありタムドクが手をだすのを躊躇っているキハを成敗することを決意するのであった。
スジニ vs キハ
前回はタムドク vs 火天会の長老でしたが、今回はスジニとキハとの戦い。そして、戦いの過程で徐々に甦るキハの幼少の頃の火天会が襲撃したときの記憶。この戦いはどうなるのかな?
さらに、狂戦士(バーサーカー)となったホゲとホゲ軍の暴走を止めるためにタムドクが出陣しようとしますが戦いの行方はどうなるのでしょう。
来週はお盆休み。次回は8月23日です。レンタルで出ている太王四神記のDVDに手が伸びそう・・・。
コメント
「太王四神記」第18話「2人の朱雀」
(2008/4/10記述) この回は結構面白かった、というといつも面白くなさそうに聞こえてしまいますねえ(^_^;)。 そういう訳じゃなくて、スジニの素性が明らかになったことをはじめ、心理的な動きに見応えがあったと感じられたと言うことです。
stanakaさんおはようございます。いよいよスジニにスポットライトが浴びましたね。このために彼女はあえて脇の方へ追いやってたんでしょう。
スジニは前からタムドクが好きだったと思います。フッケ族長の提案でますます思いがふくらんでいったんじゃないかな。
タムドクはスジニに友達以上恋人未満の微妙な気持ちがあるんだと思います。
チョロはやはりスジニが好きなんですね。タムドクの傍というより彼女の傍にいたいんだと思います。彼女を守ってくれるのはタムドクよりチョロのような気がします。
とん子さん、こんばんは。
スジニはセオの生まれ変わりだからタムドクのことを深層意識では好きであっても不思議ではないんでしょうね。キャラはセオとかなり違うように思えますが。
チョロはスジニかタムドクのことを好きだと鮮明にしたらどういう態度に出るのでしょうか。ちょっと興味のあるところです。
stanakaさん、夜分遅く失礼します。
>スジニが女を意識
先日NHKさんの海外ドラマスタッフブログで見たのですが、タムドク・ホゲ・スジニは全員同じ18歳:!!:の設定だそうです:ahhh:
18歳なら女性としての意識があっても全く不自然はありませんが、ホゲとスジニが同じ年齢って…いくらケンチョナヨな韓国ドラマとはいえアリエナイザーもいい所です:[]ジアさん、デビュー早々かわいそう:ase:
>お父さんは寂しい
昨年夏の日曜劇場で放送された「パパとムスメの七日間」のお父さんの心境ですね:6v6:
スジニのお酒ネタは、照れ隠しの要素も大きいと私は思っています:lol:
えなりかずき君のような声の吹き替えだったヒョンゴ、やっぱり父親代わりは無理があったのですね:|
フッケ、生前のヤン王がスジニを嫁に迎えたがっていたかもしれないと推察しているかもしれません:)
>タムドク
思わせぶりな態度は罪作り:x::!!:神話時代のファヌンから全然成長していませんね:*o*:チョロに望まれて結ばれた方がスジニは幸せになれると思うけど、それじゃドラマが成立しないし。
>キハの幼少の頃の火天会が襲撃したときの記憶
ベビースジニと仲良く戯れていた記憶も甦りかけていましたね。キハにとっては、むしろこれからが本物の修羅場なのかも=:[
猫型人間さん、こんばんは。
スジニは男性に対しては奥手なのかな。育った環境が男しか居ないコムル村という女の子が育つには劣悪なところですからね。
>スジニは男性に対しては奥手
黒朱雀にさせないため、カジンVSセオのエピソードを話すことを避けたり女性を意識させないよう意図的に仕向けていた可能性もありますね:roll:
ご紹介されている公式撮影日記、私も目を通しましたがペ・ヨンジュンさんの独占インタビューで「共演者の印象」にリストアップし忘れた(意図的に避けた:[]?)人物がいたのがとっても気になりました:|
私は身もフタもないぶっちゃけキャラなので、そういう点が彼に夢中になれない理由なのかもしれません:-(
猫型人間さん
>「共演者の印象」にリストアップし忘れた
激しくどの人と思いました。読んでみよう。
ヨン様もまわりがイメージを作り上げてしまって、本人はファンの夢を壊さないように合わせているという感じでしょうか? そのあたりを嫌ってなのか、我が家の女性たちには不人気なヨン様です。私は好きですけど。
stanakaさん
>>「共演者の印象」にリストアップし忘れた
>激しくどの人と思いました。読んでみよう。
私がイケズなので、気になってしまいましたか:ase:?
多分もう発見なさっていると思いますが、念のためかなり
ネタバレですがヒントです:mrgreen:
今年の4月初旬に埼玉県の高麗神社イベントに来日した、つい
最近日本公式FCが開設されたばかりの人です:6v6:
「ホテリアー」オリジナル版の中では、ドンヒョクさんが
ジニョンさんの気持ちを誤解してしまうきっかけを作っています:ahhh:
ご自分の結婚式当日、控え室でペ・ヨンジュンさんとの
おしゃべりに夢中になって遅刻してしまったとか…確実に:home:は「女人天下」でしょうね:wink:
インタビュー記事などを見ても、寡黙なイメージを受けるのですが8-|
役でもプライベートでも「遅刻」の相があるのでしょうか:lol:?
>ヨン様もまわりがイメージを作り上げてしまって、本人はファンの夢を壊さないように合わせているという感じ
stanakaさんご指摘の言葉ですが、ご本人の選択もあるので
多分「当たらずとはいえ遠からじ(いわゆるニアピン)」といった感じでしょう:-(
「女性自身」のウェブサイト記事で、太王四神記の監督さんのインタビューを読みましたが
トラブル続発が原因の不眠症で睡眠薬を使った時にペ・ヨンジュンさんから
「こっちの方が効きます」と別の物を勧められたとコメントしていました:[]
そのエピソードから、心労は周囲が想像するよりはるかの物ではないかと
彼の動向には関心を持っていない私も容易に察してしまいました=:[
>そのあたりを嫌ってなのか、我が家の女性たちには不人気~私は好きですけど
気遣いが空回り・裏目に出ているとなると、文字通りの「泣きっ面に蜂」ですね:cry:
stanakaさんは人格ができていますねぇ:6v6::!:
それとも、かなり似たような立場にいらっしゃるのでしょうか?
私はいつも「デビュー当時の自分を封印しているのが:x:(自主規制・ご明察にお任せします)」と
鬱憤をぶつけてしまいます:oops:
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