初回の奇皇后はスンニャンとワン・ユの関係性を結論から描くと言う手法を取っていましたね。
最初のシーンでスンニャンは元の皇帝タファンの皇后になるシーンが描かれる。その婚姻の場に高麗王であるワン・ユが居合わせる。
ワン・ユとスンニャンは想いを寄せる仲だったけど結ばれなかったことを描いている。
その後、幼年期に話が飛んで、さらに成長してスンニャンとワン・ユの出会いと恋の予感を感じさせるシーンが満載で最初の婚姻のシーンがなければ絶対にこの二人は結ばれると思わせる。
まあ、どんだけ悲恋が待っているんだ~という予告編ですね。
ところで、この婚礼のシーンは中国でロケということですが、場所はどこなんでしょうね。宮殿を見上げるシーンでは青空が写っていましたが、他のシーンではソラはくすんだもやっとした感じでした。
『奇皇后~ふたつの愛 涙の誓い~』 オリジナル・サウンドトラック
スンニャンの原点
スンニャンが女の子としてヤンと呼ばれていた小さいころに母と一緒に貢女として元へ献上されるという境遇であった。元へ連れて行かれる途中で、やはり人質として連れて行かれていた世子ワン・ユと出会う。
ワン・ユは虐待される貢女たちを見かねて、脱走の手引きをするが結果はほぼすべての貢女たちが逃げられずに虐殺される。
1人、スンニャンだけが母の死と引き換えに生き延びて脱走できていた。
狼派の頭領となったスンニャン
元に献上された貢女たちを奪還することを目的にスンニャンは狼派の頭領となっていた。スンニャンは生き延びるために瀋陽王ワン・ゴに取り入って手下として生きていた。もちろん、母を殺したタンギセへの復讐の機会を狙っているようだ。
瀋陽王ワン・ゴは元に取り入り、元の権威を背景に高麗王の座を狙っている。元には塩の密売で手に入れた資金を差し出すことにより元に取り入ろうとしている。
スンニャンはワン・ゴの塩の密売の片棒を担いでお金を得て貢女たちを奪還する資金を得ていた。
スンニャンとワン・ユの出会い
ワン・ユはワン・ゴの目を欺くためにわざと放蕩の振りをしていたけど、ワン・ゴは騙されていないみたい。
むしろ、ワン・ゴはワン・ユの動きを利用して彼を密売の犯人に仕立て上げて罪を押し付けようと目論んでいる。
対するワン・ユは秘密の垂れ込み頼り。実はこの垂れ込みはスンニャンがこっそりとしているもの。スンニャンはワン・ユを利用して、元のタンギセと手を組んでいるワン・ゴに復讐しようとしているんだろうね。それにしては、ワン・ゴはスンニャンの結婚まで生きているんだよね。
萌えポイント
スンニャンは男装しているんだけど、誰が見ても女だろうというのは置いといて、お約束のドキドキシーンがありましたよ。
- コムンゴを教えようとする世子はスンニャンに密着して教えるセクハラ・オヤジっぷりを披露。でも、男だと思っているからセーフなんだよね。
- 弓を持つ手は力強く山を動かすかのごとく。矢を握る手はしなやかに虎の尾を引くかのごとく。
と、弓を教えるスンニャン。ワン・ユが指を怪我したら甲斐甲斐しく傷の手当するスンニャン。 - 矢をワン・ユの身代わりに受けたスンニャンをお姫様抱っこ!
- スンニャンの入浴シーン(サービスショット!)
さて、捕えられたスンニャンはどうなるか~。
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