8月28日 韓国文化院主催で「カステラ」の読書討論会がありましたので参加してきました。
「カステラ」の作者はパク・ミンギュさんで、韓国の有名どころの文学賞を総なめしているとお聞きしているお方。なかなか表には顔を出さない方だそうです。本に掲載されている著者の写真を見るとお洒落な人のように思えます。
「カステラ」は短編集で11の短編が収録されています。韓国の原書では日本版で収められている「朝の門」はありません。
モデレータは『海を感じる時』の中沢けいさんが務められました。
また、日本語訳を出版したクレイン社から発行者の文さんが、また、第三回のモデレータに決まっている株式会社クオン 代表取締役 金承福さんも参加されていました。
その他、韓国文学に造詣の深い方がいらっしゃって、私がここにいていいの?状態でした。
進行方法
以下のように進行されました。
- 各人が一番好きな短編をしゃべる
- 短編集の感想を各人が語る
- 1と2からテーマを中沢けいさんが抽出して意見交換
一番好きな短編
結構ばらけました。
- 朝の門 3票
- そうですか? キリンです 3票
- あーんしてみて、ペリカンさん 2票
- コリアン・スタンダーズ 2票
- 甲乙考試院 滞在記 2票
感想
順不同で出てきた意見を書くと
- SF的な話が出てくるのに説明がない
- ポーンと終わる
- 妻、親友にちゃんとした名前がない
- 家族関係が韓国にしては薄い
- リズム感のある文章
- 韓国語でも優しい文章
- 妙に細かい道筋を書いたりする
テーマとしては「リアリズムとファンタジー」
ファンタジーの要素はあるのだけどリアリズムから決して離れない小説。
韓国では日本の小説が結構売れているのに韓国の小説は日本で売れないのはどうして? 売るためにはどうすればいいのかという話題になっていきました。
第3回 韓国現代小説 読書討論会が募集中です。私も応募しました。課題図書は『設計者』 キム・オンス著です。
【第3回読書討論会 開催概要】
・日時:2014年10月24日(金)19:00~
・会場:韓国文化院(新宿区四谷4-4-10)
・主催:韓国文化院
・募集人数:先着20名様
・参加費用:無料


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