奇皇后 第8回 「合歓(ねむ)の花びら」レビュー

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今回の奇皇后は2つの戦場を描いていました。
一つはワン・ユが送られている西の辺境。もう一つは政治の中心である宮中。
どちらも、失敗すれば命のない戦場なれど、戦い方は全く別物の二つの戦場です。
しばらくはこの二つの戦場が交互に描き出されていくパターンなんでしょうね。

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宮中のでの二つの戦い

一つはかなりスンニャンの独り相撲に近い描き方をされた、皇帝暗殺計画。まあ、現代ではテロとなるような非正規戦。

スンニャンは己がどうなろうとも皇帝となったタファンを殺さなくては父親の無念を晴らせないと暗殺計画を練る。

大礼の式典に雑用係として潜り込みタファンの近くまで近づけるように環境設定。さらに、大礼の予行演習を利用して暗殺計画の詳細な計画を練る。

ところが、タンギセ将軍というお邪魔虫のおかげでタイミングを外されて暗殺実行は延期に。

次にタファンが初夜を過ごす場所がわかり夜中にこっそりと出かけたつもりが、ヨンファの密告でトクマンに捕まってしまう。

刃物を持っていたことを問い詰められて母親の仇であるタンギセ将軍に手籠めにされるくらいなら死のうと思っていたということでなんとか切り抜ける。
でも、刃物を持っていた理由にはなっても夜中に外に出ようとしていた説明はないよね、トクマンも特に突っ込んでいないのはぬるい。

もう一つは後宮の覇権問題。皇后となったタナシルリと皇太后の戦い。

皇太后はタナシルリが懐妊できないよう、怪しげな香を贈り物にしているばかりではなく、側室を指名して世継ぎを自分の息がかかった者から産ませようとしている。
かなり戦略的に動いています。

対するタナシルリは威勢はいいが、皇太后からのアクションに対するリアクションという感じで戦術的な動きにとどまっているのが年齢の差というものだろうか。

こちらの戦いはどんな経緯を辿るのでしょうか。

西の辺境での戦い

元の敵であるチュルクと闘う以前にワン・ユはペガン将軍から高麗の民の指揮権を勝ち取る戦いをしなくてはいけなかった。

つまり、ワン・ユは現在の指揮官であるヨム・ビョンスと戦い勝たなければいけない。これはペガン将軍から正式に指揮権を貰うだけでなく、高麗の民の信頼を得るという意味合いもある。

負けられない戦いである・・・。

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