今回の奇皇后は決意の日。ヤン(スンニャン)、ワン・ユ、タファンがそれぞれ決意をかためていった回でした。
冷宮にタナシルリが送られることになりましたが、部屋はぼろぼろで火も焚けないし、しかも、氷柱が部屋の中にある状況ってかなり盛っている感じがするんですけど~
今まで豪勢な生活をしていたタナシルリがこんなところへ送られたら心が折れそうですが、タナシルリはむしろ子供のマハを取り上げられたことの方がショック大きいようです。自分が産んだ子供でもないのに、それだけ思うというのは既に心の中で我が子と思いこんでいるようですね。
一方のヨンチョル丞相はタナシルリを直接救う動きではなく譲位を進めること優先して動いている。まあ、すぐにタナシルリを救おうとしないのは我が娘へのお灸という側面もあるんでしょうね。
ヤン(スンニャン)とワン・ユの決意
ヤンは公式の立場としてワン・ユをかつての想い人として扱うのではなく、皇帝の側室としての立場として会うことを宣言。
対するワン・ユもヤンのことは何も思っていないと告げヤンの狙いにあわせた立場を取る。まあ、二人とも本位ではないんですけどね。
ワン・ユが皇帝に謁見してその後にヤンの願いで二人きりで会話した時点が二人の訣別の瞬間でしたね。
タファンの決意
タファンはヨンチョルに拉致され周囲に自分の部下はおらず、全てヨンチョル一派という中で譲位証書に押印することを強要され従ってしまう。
拒否しても印章がヨンチョルの手元にある限りどうにでもなってしまうので、押してしまうのは仕方ない。
リカバリーする方策は12人の行省長官を味方に付け譲位を拒否させること。
行省長官の獲得合戦は、ヨンチョルが行省長官の借金を譲位と引き換えに棒引きにすると言う思い切った提案によりヨンチョルの勝利に終わると思われた。
ところが、ワン・ユが手に入れた各行省に潜り込んでいるスパイ一覧により逆転の可能性が出てくる。
このスパイ一覧を武器としてタファンは行省長官を説得しようとする。
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