遅ればせながら世界遺産 富岡製糸場へ行ってきました。
富岡製糸場は世界遺産のカテゴリーとして産業遺産に当たるものとなります。2014年6月25日に登録されていますので約1年後に訪れていることになりますね~
平日でしたがお昼近くになるとツアー客が訪れるようになり結構チケット売り場に行列ができていました。
上州富岡駅
私たちは車で行きましたが、電車で行く人はこちらの上州電鉄のお世話になるかと思います。
車の場合でも駅の近くに無料の駐車場があるので上州電鉄の7000系の車両を目にすることができました。なかなか格好いいデザインです。
駅はおそらく富岡製糸場のレンガをイメージしたものでフランス積にしたものになっていました。
フランス積については煉瓦の積み方を参考に。
富岡製糸場の建物たち
富岡製糸場は明治4年に当時の政府が建てた建物です。富国強兵の一環だったんでしょうね。当時の政府の欧米列強に追いつき追い越せと思う気持ちが伝わってきました。
東繭倉庫と紫陽花。紫陽花はこれからですね。
繭を保管する建物でレンガがフランス積であることと大きな窓があるのが特徴です。大きな窓は繭を乾燥させるために必要なものだそうです。
繰糸場の内部の写真2枚。上の写真はフランスから輸入した自動繰糸機。下の写真は天井を写したもの。美しいですね!
上の写真は寄宿舎で工女住んでいたところ。ガイドの人は女工哀史はなかったと断言しておりました。日曜日は休みだし、年間の平均勤務時間は8時間くらいだとも説明していました。
ただし、日本のおカイコさん-2/富岡製糸場への疑問 | 蝉の日和見によれば官営の時にはそうだったかもしれないが、民営化された時には厳しくなったと書かれています。
周辺の建物たち
富岡製糸場以外にも素敵な建物が残っていました。
こちらは古民家をカフェにした、カフェ・ドロームです。お店の人に撮影の許可をいただいて撮影しています。2階からは富岡製糸場の一部を観ることができます。
上が江原時計店、下がおかって市場。
このあたりの建物も、もっと脚光浴びてもいい様な気がするんですけどね。味があります。
スイーツの美味しさにびっくり
富岡郵便局から富岡製糸場の正門に続く通りにはスイーツがいっぱい。スイーツ好きの人はここを通り抜けるにはかなりの時間がかかるに違いない。
上のスイーツはカフェ・ドロームで提供されている「プリンそこがみそ」です。ドリンクとセットで900円。
プリンの底に甘辛い味噌が入っていて、プリンの濃厚な甘みと絶妙なマッチをしていてとてもおいしかったです。
上のスイーツは「大とろ牛乳」で牛乳とコラーゲンを少し凍らしたもの。太いストローでいただきます。
「大とろ牛乳」って何?と興味を持った人は→牛乳とコラーゲンでつくった新感覚シャーベット系スイーツ|群馬「大とろ牛乳」を参照してください。
濃厚な牛乳の味をスムジーみたいな触感でいただくことができ、とても美味しかったです。
大満足の富岡の旅でした。
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