『韓日文化比較』 第7回「日本人の韓国観の変遷」小倉和夫 氏

韓国文化院主催の「韓日文化比較」シリーズ。日韓国交正常化50周年を迎えて、

「お互いの文化の共通点と違いを正しく知り、交流に繋げる」という趣旨で「韓日文化比較」をテーマに、それぞれの分野のエキスパートに語っていただきます。

というもの。今回は国際交流基金顧問・元駐韓国大使の小倉和夫 氏が講師でした。

秘録・日韓1兆円資金
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↑こういう本を書いた著者を呼ぶというのも太っ腹ですね~

日韓世論調査 外交の幅狭める「反・嫌」の定着 : 社説 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)にあるように

日本で「韓国を信頼できない」と答えた人は73%に上り、昨年から2年連続で過去最高だ。韓国でも、「日本を信頼できない」との回答が85%を占めた。

というようにメディアでの書き方は日韓関係は最悪という感じなんだけど、日韓間の往来、貿易額、対韓投資は堅調であるので、問題は歴史認識に見られるように政治の問題と小倉氏は主張。(ただ、人の往来は一時期よりも落ちているかと思います)

小倉氏が好演のネタとして使っていたのが、

第3回日韓共同世論調査結果 | 世界とつながる言論 | 特定非営利活動法人 言論NPO

 

小倉氏があげていた調査結果は以下の通り。

  1. 韓国人の53%は日本を軍国主義だと思っている。
  2. 日本人の44.8%は韓国を民族主義と思っている
  3. 相手国の国民性を聞くと日本人はどちらとも言えないが最も多い。
    国と人を日本人は区別できていないのでは。
  4. 韓国人が日本に関するものの中で関心あるもので、20%超えているのが観光地、歴史、とくにないくらいであまり項目として存在しないのに対して日本人は料理、ドラマ、音楽、観光地などなど多岐にわたる。
    日本にとって韓国はエキゾチックな存在になっているのではという仮説を小倉氏は述べられていた。

古代では天皇に朝鮮半島からきた医師に診断させていたようであるが、源氏物語の時代になると穢れるとして異国の人を遠ざけるようになった。

古代では国という観念が希薄で人となりをみて判断していたのが、時代が下ると国と云う観念が出てきて自国と他国を区別するようになってきた。

小倉氏は国と人とを同一視して国が嫌いならその国民も嫌いという画一的な考えではなく国と国民とを分けて考えて付き合っていくべきという考えを示していました。

日韓関係は悪化の一途としか今のところは見えません。我々としては個々の人となりで判断していくというのが一面的な考えに染まらなくていいかもと思いました。

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