TOHOシネマズ 新宿で6/18に開催された海街diary ティーチインに参加しました。内容としては、海街diaryを鑑賞後に是枝監督が登壇して参加者からの質問に答えるというもの。
海街diaryのティーチインで、是枝監督の言葉で気になったものを書いていきます。
瀧本幹也 撮影監督について
瀧本撮影監督は空気人形のスチール写真をお願いしたのが初めて。とても力のある写真を撮っていただいてセレクションに悩んだ。
ダイワハウスのCMを観て、気に入り翌日に電話して次回作のそして父になるを撮って貰った。
桜のシーンでは、花びらがすずちゃんの顔に付いたのは偶然とのこと。
また、私は夢中で気付かなかったけど、すずちゃんの顔へのフォーカスが甘くなる部分を指摘していた聴衆がいて、細かく観ているなとビックリ。
これも、すずちゃんが様々なしがらみからの解放を表している演出と捉えることもできる。
うーん、深いな〜〜
そうするとあのシーンで風太のすずへの想いや寄り添う優しさが表現されていることに気付く。
お土産のシーン
幸たちの母親がお土産を渡すシーンで、すずへのお土産だけが包装紙が違うのは、買っていないことに気づき空港で買ったバターサンドという裏設定があるとのこと。
やはり、神は細部に宿るものですね。
↑これくらいの大きさだっけかな? すずにと幸に二つ箱を渡していましたよね。
続編はあるのか?
続編はないと是枝監督はきっぱりと返答していました。理由としては、本作に各登場人物の過去と未来についても織り込んでいるからというもの。
千佳ちゃんが店長と結婚したら、店長があの家に転がり込んできそうですよねなんてことも言っていました。
なんて記事もあるので、ひょっとしたら是枝監督も揺れているのかな? 公開直後の観客動員数は2日間で18万1642人で2位で、この人気が続いて行けばひょっとするかもですね。
参加されている方は海街diaryのファンは当然なんですがクリエイター系の人が多かったように思えます。質問は結構積極的に出ていて、それに対して是枝監督がきちんと回答されていました。
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