ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ 1stシーズンを観ました。
ターミネーター3は無かったことにして、ターミネーター2に続く5年後(そして、8年後の2007年へタイムスリップ)の物語。T2でスカイネットの元となる研究データとT-1000を破壊した。しかし、その5年後にジョンとサラを抹殺するための新たなターミネーターが現れる。さらにジョンとサラを守る美少女型ターミネーター(TOK715)も現れる。
なんだか逃亡者の匂いがするのは私だけでしょうか?
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズのファーストシーズンは9話で終わっており、お話的には中途半端。全米脚本家組合のストライキのせいでしょうか。
ワーナー・ホーム・ビデオ
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以下は個々のストーリーのレビューではなく、感じたことを思いつくまま記述。
美少女ターミネーター キャメロン・フィリップス
キャメロンは萌え系の美少女ではないのが残念。日本のアニメなら絶対に萌え系の顔した美少女が登場していることでしょう。サマー・グローの演技で気に入った点は以下の2点。
- ロボットのティストを醸し出す演技。無表情の表情とも言うべき演技がなかなかです。今後の展開として、徐々に人間らしさを付け加えていく流れになるのか、あるいは、突然裏切るパターンとなるのか楽しみ。
- バレエのすばらしさ。キャメロンが情報を取るためにバレエ教室に通うが、そこで見せたバレーの踊り。公式サイトみるとバレエ・ダンサーだったのですね。キャメロンのバレエを踊るシーンは必見。
スカイネットについて
ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズで描かれているスカイネットはスカイネットの芽を摘んでも摘んでも雑草のように生えてくるものと性格づけられているようだ。もう少し言うと人間は高度な知性を持ったシステムをどこかの誰かがどうしても創ろうとする。つまりスカイネットのような知性を持ったシステムが誕生するのは歴史的必然ということになる。つまり、ジョンとサラは勝ち目のない戦いを挑んでいることになる。
ならどうするか?人間を守護する(=まあ、ロボット三原則を備えた知性かな)システムを積極的に創ればよい。先に人間守護型システムが誕生すればスカイネットは生きていく場を失くすことになる。ジョンの持つコンピュータに対する知識があれば守護する方向性を持たしたシステムを作り出すことは可能ではないのか?
ロボットに対する想いの差
よく言われるけど日本人はアトムを見てロボットというのをイメージしている。仲間のイメージだ。
ところが欧米の人たちがイメージしているロボットというのは異教徒。だから味方してくれているキャメロンにも心を許さない。自分たちとは本質的に違うものと捉えている。
今後、スカイネットに対してどのような姿勢で対峙していくのか興味のあるところです。
コメント
海外ドラマ:ターミネーター サラ・コナー・クロニクルズ シーズン1 ~ジョンはサラの子じゃない!~
映画版ターミネーターシリーズは大好きです。特にターミネーター2が好きで、何度も観ました。余談ですが、ロバート・パトリック演じる液体金属のターミネーターT-1000がトラックでミニバイクで逃げるジョン・コナーを追いかけるシーン。われたフロントガラスをT-1000が手で払い落とすのですが、しばらくするといつの間にかフロントガラスが元に戻っている不思議なシーンがあるんですよね。
で、ターミネーター3では、監督も変わってしまい一番人気がなかった作品ですが、初代ターミネーターで…