「天使と悪魔」字幕版を家族で鑑賞しました。ラゾーナ川崎の109シネマズ川崎で11時50分からの回で8割程度の入りでした。
なんというか、ご当地サスペンスドラマの豪華版という感じがしました。狙いは成功してましたね、思わずもう一度ローマへ行きたいと思いましたもんね。
天使と悪魔の物語はここから始まり、ここで終わる。
ローマの見所が次々と出てきて、おおーここは行ったぞと喜んだり、あれ??ここはスルーしてしまっているぞと落胆したりと、たった一回しか行っていないのにそんな気分になってしまう俗物の自分にあきれております。
スイス兵とヴァチカン警察があって役割分担があるんだーと映画から知りました。
外務省のサイトによれば、”軍は存在せず、スイス衛兵が法王身辺と法王室を、市国警察がその他の警備に当たる。”とのことです。映画の中でもそのような説明がされていました。
最初に登場するのがポポロ教会。
映画では四大元素のうち"EARTH"「土」に関連する場所として登場します。
私には双子の教会という印象しかありません・・・・。
四大元素のうち"WATER"「水」に関連する場所として登場するナヴォーナ広場です。私は太陽がある時にしか見ていませんが夜もきれいな場所のようですね。夏に行くと日が長いですからいつもの調子でうろちょろしていると暗くなるとホテルでバタンキューです。
ここではラングドン教授がある人を救うことになります。
ということで、映画で出てくるロケーションで行っていないと悔しい思いをしたのが、サンタンジェロ城でした。
さて、映画ではラングドン教授がさくさくと謎を解き四大元素に象徴される四つの教会を特定していきます。RPGでも、解説本がないとそんなに早くは謎が解けないだろうというくらいの速さ。何しろ、午後8時、9時、10時、11時に一人ずつ殺され0時に反物質がどっかーんですから悠長に考えている暇はない。ほとんど反射神経と幸運で解いているとしか思えない。それこそ、神のお導きでしょうかね。
なので、この映画はローマの有名観光地を楽しみつつ、アクションシーンを堪能するのが正しい見方。最後のどんでん返しというのが言われていますが、たぶん、あっ!ひょっとしてと気づいてしまうでしょう。
そして、女性科学者ヴィットリア・ヴェトラはなんだか最初から最後までラングドン教授にくっついてどたばたしていただけな思える。この人が実はイルミナティの黒幕だったというオチになるんだと期待していたがあっさりと裏切られる。
とはいえ、面白かったです。あまり深く考えずに観光名所とスピード感あるアクションを楽しめばよい映画ですね。娘もグロいところは嫌だけど面白かったと申しておりました。

コメント