チャングム考 その2

チャングムについて直接的なドラマの感想ではなく別の視点からの考察をするということで、その1を書きましたが、ようやくその2を掲載・・・ってそんなに大げさか?

お題は「女の敵は女」。チャングムは男尊女卑の封建的体制のもとで異例的に王様の主治医まで登りつめた女性と称されています。この文章からは男性と体制が主要なチャングムへの障害と読み取れますが、ドラマを見てみるとそうではなく直接的には女性が障害となっていることがみてとれます。


宮中にあがったばかりのころのチビチャングム時代ではヨンノから身分の卑しさによって、イジメを受けました。さらに、松の実さしでは二位という成績をとったということへのねたみや先輩たちの敵であるクミョンにちくってしまったことで村八分を受けてしまいました。チャングムが味覚を失ってしまった時にはチェサングンから水剌間(スラッカン)を追放するという仕打ちをあわや受けるところでした。また、その後クミョンからはチョンホの心がチャングムに向いていることから様々な陰謀の対象となり、とうとう謀反を起こした在任としてチェジュド送りとなってしまいます。医女編においてはヨリの策謀により医女仲間から信頼がなくなり医務官も同様に信頼をなくすように仕向けらています。このように見てくると直接的には女性から攻撃を受けています。男性はチェ・パンスルやオ・ギョモのように間接的に攻撃しているのみです。平凡ですが、出る杭は打たれるということになっているようです。また、異質なものを排除するという心理もでているようです。このあたりは日本も当時の朝鮮も農耕民族なので変わらないということでしょうか。もちろん、ヨンセン、ハンサングン、チャンドク、ミンサングン、皇后といった女性の味方も多数いることも忘れてはいけませんが。

コメント

  1. ピック より:

    stanakaさん、こんにちは。
    私も自分のレビューに書きましたが、
    要はすべて「嫉妬」から起こるトラブルですよね。
    男社会で医女として認められていくというより、
    能力のある女性が、女性の中でいかにその能力を摘み取られず伸ばしていけるか、、、
    その方がずっと難しく感じられます。
    まあそういったことは現代に置き換えても往々にしてありますけどね(苦笑)
    女の嫉妬や執念は、そりゃ恐ろしいということですね(-_-;)

  2. stanaka より:

    ビックさん、こんにちは。
    そうです、嫉妬ですよね。さらに、考えてみると男性中心の体制なので女性が活躍できる場が小さい。なので、コップの中の争いとなり同性の女性との競争となってしまいがち。スキルで戦えればいいが、天才チャングムにはかなわない・・・となると嫉妬の炎を燃やしながら陰謀をめぐらし引きづり落とすしかない。という構図でしょうか。

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