イ・サン―正祖大王〈1〉  キャラクター

イ・サン―正祖大王〈1〉 (単行本)
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イ・サンの小説本。人間関係や内面がいまひとつ不明なので小説本を読みました。

イ・サン―正祖大王〈1〉ではドラマの第1回「三人の約束」から第4回「銃に刻まれた真実」までのお話が入っています。この調子で行くと全19巻になるのだけどそんなに刊行されるのかしらん?

ストーリは、ほぼドラマと同じですが、人物描写を読むとドラマよりもバイアスがかなり掛かった表現がされています。

イ・サン

ドラマでは子役のパク・チビン君で花より男子の牧野つくしの弟というイメージがつきまとって王族という雰囲気がなかなかしないのですが、小説の中では「気品に満ち整った顔立ち」なんて表現されていて貴公子(本当に貴公子なんですが)というイメージが伝わってきます。

ドラマでは秀才タイプのように受け止めたのですが、天才に近い表現をしています。ただし、祖父の英祖があまりにも偉大すぎて十二分にイ・サンの能力が発揮できていないきらいがあるようです。

ヨンジョ(英祖)

ドラマでもかなり威圧的な感じがばりばりで、こんな人が面接に出てきたら全ての人は萎縮してしまい全員不合格になるくらいのキャラですが小説ではさらにパワーアップしています。

とにかく頭が良い、地頭が良いという感じで、官僚まかせにせず現場に出てかつ生データにあたっていて数字に滅法強い。なので、官僚が民への補償金をちょろまかしたりしていると、民へのヒアリングをしてデータを組み合わせてたちどころに矛盾を見つけてしまう。

企業でいうととても出来る上司かつ威圧的な上司で部下は誰も逆らえないキャラ。ただし、部下は萎縮してしまい言われたことをやるだけとなってしまい組織力を生かすようなことは出来ないタイプ。

そして、英祖はサドセジャ(思悼世子)のことを当初は愛していたのだけど英祖とは反対の政治的立場をとったりして疎ましく思っていた。いわゆる可愛さ余って憎さ100倍状態。その反動でイ・サンのことは心の中では溺愛しているのだけど素直に態度に出せずに辛く当たってしまう。

そのあたりの心の動きをチョンスン王后(貞純王后)はきちんと読んでいて、英祖がイ・サンに肩入れしないようにうまく立ち回るという感じ。

ドラマであれっ?!と思ったけど置いてけぼりにされてしまった人はこの小説本を読むと理解が深まります。

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