韓国映画「最後の贈り物」

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「最後の贈り物」テジュとセヒ「韓流シネマフェスティバル2009~約束」ブロガー試写会で「最後の贈り物」を観ました。

娘を持つお父さんが観ると胸に迫ってくるものがある物語であり、見終わったら自分の娘をぎゅっと抱きしめたくなる映画。

独身の男女が「最後の贈り物」を観たなら、結婚して子供を持つのはとても素晴らしいことなんだと思わせる映画です。

韓国で1984年~2008年まで放送されていたドラマ枠「ドラマシティ」で、大きな支持を受けた作品を映画化したもの。

二人の男と二人の女の話で、二人の男は同じ二人の女を愛するお話。

娘のセヒ(チョ・スミョン)が肝臓に障害を持っていることを知ったヨンウ(ホ・ジュノ)。ヨンウは殺人を犯し服役中のテジュ(シン・ヒョンジュン)に肝臓の生体移植を依頼する。

ヨンウとテジュは同級生で友人同士である。さらに、同級生の同じ女性–ヘヨン(ハ・ジウォンが特別出演)を好きだった。テジュとヘヨンは結ばれ妊娠するが子供が生まれる前に組織のために殺人を犯し刑務所に入ってしまう。妊娠したヘヨンは追い出されてしまう・・・。以下、ネタバレ

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最後の贈り物 セヒ、テジュ、ヨンウ

ヘヨンを引き取ったのはヨンウ。ヘヨンはすぐに死んでしまうがヨンウは娘のセヒを我が子として育てる。

セヒが肝臓の障害を持ったため、生体移植するために実の父親であるテジュと出会うことになる。

テジュは最初はセヒが自分の実の娘とは知らずにひたすら脱走を繰り返す。しかし、セヒの母親がテジュが分かれたヘヨンであり、我が子であることを知るとセヒがとても愛おしくなる。

テジュはセヒの部屋でセヒの成長の印である身長の印のところで、セヒの成長と共にいっしょにいたであろう自分を想像するテジュ。このシーン、娘を持つ父親なら、うんうんそうなんだよ!!我が子は可愛いよね。目に入れても痛くないというのは本当のことと叫びたくなるシーン。シン・ヒョンジュンがとてもうまく感情表現していて観ているこちらは感情移入しちゃいます。

テジュは殺人を犯したことにより本当に大切な自分の人生を失ってしまっていることに気づく。

テジュとヨンウが好きになるヘヨンをハ・ジウォンが演じています。既に死んでしまっているので思い出のシーンでしか登場しませんが、とても存在感のある演技をしています。

妊娠したことを知り子供のように喜ぶテジュはヘヨンのお腹に耳を当てながら「本当の家族は3人以上いないとなれない」とおじいさんから聞いた話をヘヨンにします。これがラスト近くの伏線になるセリフです。ハングルを習ったことあるとな~~るほどと手を打つことができる伏線。

ヨンウ役のホ・ジュノが渋い演技をします。さすが、チュモンでヘモスをしただけはある←あまり関係ない?

この映画はそれぞれの役者さんがとてもいい演技をしています。ただし、書いたように前半のすぐのところでセヒの本当の父親はテジュということを簡単にばらしてしまったり、邦題がラストをミエミエにしてしまっていることもあり脚本が良くないですね。もっと泣ける映画になったのにと残念な思いがあります。でもそんな脚本の駄目さ加減を補ってあまりある演技力が役者さんにあるので良い映画作品になっています。

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「韓流シネマフェスティバル2009~約束~」は

の予定で開催されます。

公式ブログ「試写会」

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