今回のイ・サンは「必要に応じて、いくらでも楽な道を選べるからだ」
チャン・テウがホン・グギョンに向かって、なぜ権力を握ると人が変わるのかを説明した言葉。言い方は敵対的だがある意味、ホン・グギョンを諭しているともとれる言葉。名言だと思います。
イ・サン 第3巻—韓国ドラマ・ガイド (教養・文化シリーズ) [ムック]
ホン・グギョンは元嬪(ウォンビン)をなんとか救いたいという思いが肉親である妹ゆえに思考が曇ってしまったのか安易な嘘を嘘で塗り固める方向へ進めてしまった。この場合の正しい道は包み隠さずにイ・サンに申し述べること。当初は妹の元嬪(ウォンビン)にそのように勧めていたのが、そんなことはできないという元嬪(ウォンビン)の願いに負けてしまった。
今の日本の政治家にも「初心、忘れるべからず」とともに、この言葉を贈りたい。
益母草(やくもそう)と白朮(びゃくじゅつ)
益母草(やくもそう)と白朮 (びゃくじゅつ)がキーとなる。元嬪(ウォンビン)の流産をなんとあろうことか、孝懿(ヒョイ)王妃を陥れる策略に転換させるとは元嬪(ウォンビン)悪辣すぎ。ただ、悲しいかな貞純(チョンスン)大妃(テビ)との違いは最初から計画したことではなく成り行きで計略を練ったこと。事前に練っていないから貞純(チョンスン)大妃(テビ)にばれてしまったり、チョビの何気ない一言でソンヨンが気づいたりしてしまう。
恵慶宮(ヘギョングン)は妊娠などは女性側の役割分担だからという論理でイ・サンの調査を封じて、暴走していく。王妃の実家まで犯人扱いしての捜査を命ずるのだけど、このあとどうやって落とし前つけるのだろ?
大切なもの
春画の師匠ウムダムからは妻と娘の墓の絵を見せられ絵よりも大事なものを教えられる。な~るほど、ウムダムはソンヨンの背中を押す役目のキャラクターだったのね。
さ~て、元嬪(ウォンビン)から孝懿(ヒョイ)王妃にばれちゃったことを知らされ—さらに言えば貞純(チョンスン)大妃(テビ)にもあっさりと想像妊娠と言われてたりしている—、あわてて取り繕うためにイ・サンへ駆けつけたが一足違いで孝懿(ヒョイ)王妃がイ・サンのかたわらにいる。絶体絶命のホン・グギョンどうなる?
コメント
「イ・サン」第57回 「揺らぐ忠誠心」
ウォンビン偽流産はさらに大事に…でも、王妃、元王妃にバレてるし、絶体絶命じゃないか、ウォンビン、ホン・グギョン!
うちでは家族全員ヒョイ王妃の評価がうなぎのぼりです。
陰謀にはまるで弱いと思っていたのに、結構鋭いツッコミすっきりしました!
もっとも優しさのあまりツメが甘いと思われるので、逆襲を受けないように祈るのみです。
stanakaさん、こんばんは。
ウォンビンを心から気遣う王妃の姿を見て
「私は王妃を信じる」と断言するイ・サン様々!
ソンヨンへの愛とは種類が違うとはいえ、最高の旦那様です。
王妃を心底羨ましいと思ってしまった同性は、私だけでは
ないのでは?と思ってしまいました。
恵慶宮(ヘギョングン)様の暴走、嫁姑の
力関係が攻守所を変えるきっかけになるのでは?と
私は睨んでいますが、如何でしょうか?
記事、TBさせていただきますm(__)m
セソン様~さん
ヒョイ王妃のキャラが変わったのではないかと思うくらい鋭いつっこみでしたね。パク・ウネさん、こんな演技もできるんだーと思ってしまいました。
猫型人間さん
>王妃を心底羨ましいと思ってしまった同性は、私だけではないのでは?と思ってしまいました。
この感覚はまったくわかりませんでした。そんなことに私は思いもいたりませんでした。恵慶宮(ヘギョングン)はどうなんでしょうね。まあ、恵慶宮(ヘギョングン)が押した側室が問題起こしたのですからソンヨンは側室になりやすくなったのかなと思っています。