SPACE BATTLESHIP ヤマトを2010年12月31日つまり大晦日に家族3人で観に行きました。
SPACE BATTLESHIP ヤマト (小学館文庫) [文庫]
オリジナルの「宇宙戦艦ヤマト」はWikipediaによると読売テレビで1974年10月6日 – 1975年3月30日に放映されました。私は当時リアルタイムで観ておりました。バイトしていた塾で中学生に教えていたのですが生徒も「人類滅亡まであと残りxxx日だよ」なんて会話をしているのを聞いて思わず会話の仲間入りしそうになったりしたこともありました。うちの奥さんもリアルタイムで観ていたので今回の「SPACE BATTLESHIP ヤマト」はぜひ観にいこうという話となり娘も引っ張り込んで大晦日の映画鑑賞となりました。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」はヤマト2.0
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」はWeb2.0(死語)時代に相応しくヤマト2.0とも言うべき映画だった!
- 古代進はストイックな青年から、やんちゃな手の早い、ちょい悪青年へ。格好良さはかなりパワーアップです。
- 森雪は姉さんタイプの美女から、はねっかえりの妹タイプ。ちゃんと古代進とのラブシーンも見せてくれます。いっそのこと、ベッドシーンまで展開すればヤマト3.0と言いたかったのだけど。ワープに逃げたのは卑怯なり。あと、ワープの時のサービスショットがないのも不満。
- 佐渡先生は男性から女性!へ、でも、酒好きは一緒。高島礼子が不思議とこの役にぴったりとハマっていました。
- CGの素晴らしさ。日本の映画でもここまでCGできるんだとしみじみと思わせる出来でした。このCGの出来栄えだけで料金分は納得。スターウォーズに影響されているのかな・・・あの戦闘シーンは・・・なんていう感想はおいておこう。
- 当時の庶民の生活が描かれている。ガミラスの攻撃により地下に潜った人類の過酷な生活が描かれている。過酷な生活でも公共のテレビがちゃんと機能していて政府のメッセージが伝達できているのは日本人ならではか。
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」の不思議
「SPACE BATTLESHIP ヤマト」だけではなく「宇宙戦艦ヤマト」にも不思議というか変なところはあったのだけど、
- イスカンダルからの技術提供のメインはワープと波動砲だが、宇宙空間を航行している船内には重力があるように思える。常に1Gの加速をしているとすれば重力制御などという魔法を持ち出さなくてよいが、それなら艦橋にいる古代たちはロケット噴射している進行方向に対して90度で立っているのはなぜ?
- 波動砲の発射口が塞がれてしまうが、どうして船外活動で取り外ししなかったのだろう?
- 戦闘中に宇宙服を着ないのはなぜ?当然、空気の漏出なんてのはあるはずだし、もっと考えると空気を抜いちゃって戦う方が火災や穴開いたときにも被害が広がらないのでは・・・。
なつかしいヤマトのシーン
「宇宙戦艦ヤマト」のあの名シーンが
- 沖田十三艦長の地球を見ながら「地球か……何もかも皆懐かしい」とつぶやく名台詞。渋いっ。
- 出た! 一升瓶と猫。佐渡先生の一升瓶と愛猫ミーくん健在。高島礼子がなかなか似合ってんだ。
- 今からみるとデザイン的に難のある制服。これって、オリジナルの雰囲気を残しつつ、もっと格好良くできなかったのかな・・・。
でも、森雪の名台詞「古代君が死んじゃう」がなかったのが非常に残念。その代わりにキムタク・古代進が艦長代理として、ガミラスへ突入する前のクルーたちへの演説はなかなかのもの。テレビドラマ「チェンジ」の時の長時間演説を彷彿とさせました。キムタクのファンの方なら必見の作品。
コメント
SPACE BATTLESHIP ヤマト
遅ればせながら、あけましておめでとうございます。
年末年始は実家(山形)で過ごさせていただきました。1月7日が仕事初めでありましたが、正月ボケに足を引っ張られたり、年末から持ち越した仕事に尻を叩かれたりしてヨロヨロしながら、今日10日になってようやく地に足が着いてきたような感じを受けております。
さてさて、本年一発目のアップは映画の話。タイトルの「SPACE BATTLESHIP ヤマト」を観たのは実は昨年末でありましたが、観たあと、を拝見すると、…