CP+ エンジョイフォトステージ「旅写真」織作 峰子

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2011年2月12日土曜日にパシフィコ横浜で開催されたCP+に行ってきました。その中で旅行での写真の撮り方の参考になればと思って、織作 峰子氏のエンジョイフォトステージ「旅写真」を聴講しました。

お顔を拝見して、世が世なら「美人すぎる写真家」なんて呼ばれていたのだろうなと思っていたら、Wikipedia見ると1981年にミスユニバース日本代表だった人なのですね。ご本人も撮られることの多い写真家と言われていましたが納得。

それでフォーカスにいて、男ばかりの中で女性はひとりだけという状態で仕事していたなんて聞くとすごい人なんだなと思ってしまう。

SWISS 光と風 [単行本]4062161923

どんな考えで写真撮っているの?

ゆったりと撮りたいという想いがあって、フォーカスをやめた。旅が好きなので旅の写真を撮るようになった。訪れた国は約30くらい。持っていく機材にはフィルムカメラは必ず一台持って行く。必ず撮影するのはホテルの窓からの風景。

1枚目がいい写真のことが多い。自然の中で偶然あった女性を撮影したけど最初の一枚は自然な感じで良かったのだけど、話をして打ち解けるとそれからの写真はつまらないものになってしまった・・・。

旅写真撮影TIPS

  1. パノラマカメラは横方向だけではなく、縦方向も使える。
  2. 伸び上がらないと見えない風景(例えば壁があり、高いところの穴から向こう側にレストランが見えて)撮りたい場合は手を万歳して撮りましょう。広角が有利
  3. 街の風景撮る場合は歩きながら撮っていく。動いているから寄って撮れる。
  4. 美術館や博物館で三脚使えない場所では床を使えば天井はとれるが斜め上を撮りたい場合は床に置いたカメラの下にストラップを枕にして斜めにして撮影しよう

その他、人物を撮影する場合被写体が自分の方を見ている場合は自分の状態が被写体に反映していることを考えよう。だから、「笑ってください」なんて言う写真家には「笑わせてください」なんてことを私(織作 峰子さん)は言う。なんてことはミスユニバースとして写真家のみならず被写体としての経験値がある言葉でした。

信条

写真を撮った段階で95%くらいの完成度にする。そうすれば帰ってからの仕事量が減って楽。持ち帰ってから画像編集ソフトはほとんど使わない。使う必要ある場合は専門家に委託するそう。

旅写真ではどこにシャッターチャンスがあるかを見つける目が重要。その目を養うのは回数を重ねることしかない。

各国の風景

写真で見せていただいたのは

  1. クロアチアの風景ヨーロッパはどこでも素敵な風景に出会えるが街並みと人がとてもいい写真を見せていただきました。洗濯物を干している風景は味があります。
  2. オーストラリア旅サラダという番組で行った。モンキーマイアリゾートのシェルビーチが夢のような風景でしたと言われましたが、写真も夢のような風景を映し出していました。シェルビーチは砂ではなくて全て貝殻。

旅写真で綴る万葉集

万葉集4516の歌にちなんだ風景を撮っている。ウェールズは万葉に合うと思ったそうです。

ディジタル時代は整理整頓が大事と言われて締めくくりでした。

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