BBT757 済州特別自治道から学ぶ道州制

2006年7月より特別自治道となった済州島を日本の道州制導入を唱えている大前研一が向研会一行を引き連れて視察したレポート。大前 研一 | 大前研一アワー269

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実は私は2006年10月にチャングムにハマった勢いで済州島を観光していたりするのだけど特別自治道なんてこと知らずに観光していました。

この特別自治道というのは、済州島特別自治道に外交・国防・司法を除いた全分野の自治権の権限移譲を行い、韓国全体の人口1%の済州島に国税の3%を済州に支給するというかなり大胆なもの。

済州島は高麗時代に元に占領されたり、朝鮮時代には流刑地のひとつであったりしていた。また、近代では1948年4月3日には済州島四・三事件が発生し、少なくとも3万人の島民が韓国軍などによって虐殺されたという歴史を持つ。この4.3事件を逃れるために日本に渡ってきた島民も多いといわれている。そんな、負の歴史もあることから特別自治道なんてことが率先して行われたのではと私は想像します。

済州島四・三事件―「島(タムナ)のくに」の死と再生の物語 4582454372

成果としては観光客では中国を中心に伸び、租税減免措置でLycosを買収した韓国第二のポータルサイトを運営しているDaum CommunicationsのR&Dが移転してきたりしている。本社まで移転しようとしているが、やはり、首都であるソウルから離れるのはかなり難しいようであるなんていう赤裸々なレポートもされています。

番組後半では韓流ドラマや映画のロケ地にもなっているということで、オールインのロケ地のひとつであるソプチコジ、IRIS、バッドラブのロケ地であるヘビチホテルなどが紹介されていました。ちなみに大前研一さんは韓流ドラマは孫と一緒に見たチャングムくらいとのこと。

もちろん、中文観光団地の高級ホテルも紹介されていました。

ロッテホテル

 

話を聞いていてなるほどと思ったのは、LCCの台頭でソウル-済州島の約4,100円という激安料金がソウルからの観光客を呼び込んでいること。済州島から連想されるのは沖縄になりますが、那覇-東京でみると往復ですが約40,000円くらいと高いこと。これがあるから沖縄の観光客は増えないのかなと思ってしまいました。

大前研一さんは沖縄にも済州島と同様に道州制をひいて自治権を与える。さらに済州島の一歩先へ行く提案として外交、防衛についても権限を与えてしまい、沖縄の人たちに防衛についても選択権を与えて自衛隊や米軍に出て行ってもらうのがいいのか、あるいは残ってもらうのがいいのか選択してもらうのがいいのではと提案されています。目指す先は大繁栄する東シナ海のハブ。

まあ、今の民主党政権だと、ひっくり返っても出来はしない政策でしょうが日本を活性化するには道州制は避けて通れないテーマだなと感じた次第。

また、済州島へ行く予定のある人は事前情報を仕入れるネタとしても格好の材料です。政策的なお話だけではなく観光地としての済州島もきっちりと紹介してくれているのでガイドブックとは違う視点で済州島を旅行できるかと思います。

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