「トンイに特別な感情が」by チョン尚宮。
ふーーん、こんな感じで、引き立ててくれたチョン尚宮が意図とは逆にトンイとぶつかっていくようになっていくんだ。
粛宗(スクチョン)は過剰なほどの反応で、「罪の無い女官」を外交のために清国に差し出すのは潔しとせずに、軍まで出そうとする。さて、粛宗(スクチョン)の判断は正しいのだろうか?
- 女官といえども罪の無い民
- その女官を救うことにより軍事衝突する可能性は高い
一人の犠牲で多数が助かるのなら、という考え方があるが、片側ではそんな風に一つの譲歩が二つ三つの譲歩になり気づいたら多数の民を犠牲にしていたということにならないだろうか。
政治なんて利害がぶつかることは当たり前だし、単純な1/0で答えが出せるような問題なんてない。常にぎりぎりのところまで考えつくしてここしかないという妥協点で落としどころを作っていくという作業の連続でしょう。だから、上に立つ人間は安易なところで思考停止してはいけない、もう一歩詰め寄れないか他に解決策はないかと考え尽くすのがトップに立つのが役目。
さて、粛宗(スクチョン)はぎりぎりまで考えていたかな?
そんな粛宗(スクチョン)がトンイの活躍を喜んで呼びつけたりするが、その様子をチャン尚宮が見て嫉妬してしまう。そらそうでしょ。粛宗(スクチョン)が王様という鎧を脱ぎ捨てて普通の男として接している姿を見せたりしたらそうだよね。
そんな微妙なチャン尚宮の様子を感じてサプライズの贈り物をする。うーーーん、本当は粛宗(スクチョン)のトンイに向けている笑顔が最大の贈り物とは気づかないよね・・・。
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