今回のトンイは義州と宮中での出来事が描かれている。義州ではトンイとウンテクがいかにヒジェの魔の手から脱出するのかの戦い。宮中ではオクチョンが陰謀を巡らす姿を描く。
知れば知るほど面白い 朝鮮王朝の歴史と人物 (じっぴコンパクト新書)
ヒジェ、トンイとウンテク
義州ではヒジェにトンイが捕まってしまい殺される寸前にウンテクが登場。ヒジェが必要としている謄録類抄(トゥンノンユチョ)を取引材料にしてトンイを釈放させることに成功。
この時のヒジェの謄録類抄(トゥンノンユチョ)を優先してトンイを釈放してしまったのは痛恨の判断ミスでしたね。清国に世子を認めさせるという使命を持ってやってきたのだから当初の目的を優先するというのはやむを得ないところだけどその後の展開を考えるとオクチョンの最大のライバルであり、陰謀の証拠を握っているトンイをこの時点で消していれば、ドラマは終わりオクチョンの天下になっていたはず。
しかも、ヒジェが手にした謄録類抄(トゥンノンユチョ)はウンテクの手で表紙をすり替えられた偽物。しかし、中身を確認しないというのもなんだかな~。
オクチョンと粛宗
オクチョンは「嘘をついていた」と粛宗に言うものの「王様には嘘の微笑みは見せたことはありません」とも言う。なんて、意味深なセリフ。粛宗からの愛を独占したいという思いからなのかな?
そんな想いを粛宗にぶつけて、さらに、オ・テソクらに王妃を亡き者とするため「もっと周到に準備すればよい」「事実を王の前で見せつける」などと闇の力を全開でオクチョンは発破をかける。
監察府ではユ尚宮の影響下の女官が怪しい工作をしているし、一体、オクチョンはどんな陰謀を王妃に仕掛けようとしているのか? 楽しみです。
期待値から外れたソ・ヨンギとヒジェ
ソ・ヨンギはトンイを見つけられなかったことが不満。ヒジェはトンイを殺せなかったことが不満。どちらも結果を手にするには後、一歩が足りなかった。
トンイを巡る戦いは今後、どうなるのか?
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