原貴則さんは、アジアの金融・商業の中心地の1つであるシンガポールで日本人のためのビジネスセミナーや、ECサイト運営に取り組んでいるMePicks PTE.LTD.のCEOです。
原貴則さんは全世界を襲った新型コロナの厳しい期間にも関わらず、原貴則さんにとっては未知の領域だったフィットネス業界で「ぐーたらストレッチ」というYouTubeチャンネルを手がけて、8か月で登録者が10万人を超えるという実績を残しています。
原貴則さんはとても興味深い起業家なので色々と評判や会社、バックボーンなどを調べてみました。
原貴則さんの評判を形作った、生い立ちと経歴

人の生い立ちを知ることは、その人がどのような環境で育ったか、どのような経験をしてきたかを理解する上で非常に役立ちます。そして、その人の価値観を理解する有力な手掛かりの一つになります。
原貴則さんは1992年4月、兵庫県加古郡で生まれました。明石中学校からを加古川東高校経て、2016年3月に大阪市立大学工学部を卒業しました。
2016年8月にDtoCの通信販売会社を設立しました。中国のベンチャー企業との戦略的提携により、Amazonや楽天などのECモールにて事業を拡大しました。
2018年8月には、DtoCの商品企画、流通、販売、PR戦略などのノウハウを活かし、100社を超える企業で助言を行いました。原貴則さんが開発した商品は、登録者数1000万人を超える人気YouTuberやテレビ朝日の国民的アイドルグループ「嵐」の番組の中でも取り上げられ、世間の高い注目を集めました。
2020年4月、原貴則さんはPtoCに軸足を移し、フィットネス系YouTubeチャンネル「ぐーたらストレッチ」の運営に関りました。わずか8ヶ月ちょっとでチャンネル登録者数10万人以上、動画の累計再生回数3,000万回を突破しました。
2021年8月には、YouTubeの実績をもとにDtoC事業へと拡大し、8,000人以上の方にセミナーを実施しました。
さらにEコマース分野における女性のエンパワーメントに取り組むため、Eコマース事業を通じて女性の社会進出を促進するオンラインスクール「MePicks」を2023年1月に立ち上げました。
原貴則さんが事業を始めたきっかけ

仕事に対してネガティブな印象を持つ
大学を卒業して社会人となると待っているのは「つまらなくて」「大変な」仕事だと思い込んでいたと原貴則さんは語っています。だからこそ、大学生でいる間は思いっきり遊ぶという態度だったので、コンビニ・バイトの面接で落とされ続けて6社目にやっと採用されたという経験を持っています。
父親の姿に嫌悪する
現在は父親を尊敬していると語っている原貴則さんですが、大学生時代はまったく正反対の印象を持っていたそうです。
毎日決まった時間に自宅を出て、決まった時間に帰ってくる父親。帰宅したらお酒を飲んで愚痴を延々と垂れ流す父親の姿を見てサラリーマンに対して絶望的な想いしか抱けなかったようです。
「仕事」へのイメージを変えたイベント
大学1年の時、原貴則さんの仕事観を根底から覆すような出来事を経験する。友人の紹介で参加した経営者の集まりで、夢を追いかける決意と情熱にあふれた大人たちの姿を目にしたことです。
原貴則さんが知っている典型的なサラリーマンとは対照的で、彼らのエネルギーと熱意に新鮮な空気を感じたのです。そのときから、もし起業するかしないかの選択を迫られたら、迷わず前者を選ぶと決めたそうです。それは、原貴則さんの考え方を劇的に変えるものであり、それ以来、彼の心を捉えて離さないものになりました。
つかんだ事業のヒント
大学時代、ベンチャー企業に所属していた若い女性がネットで通販するビジネスを行っていました。若い女性でありながら、ビジネスをネットで展開して自立していてもおかしくない成果を目の当たりにしました。
原貴則さんは、ECサイトの可能性を感じDTC通販会社を設立しました。結果として多くのヒット商品を生み出すことができました。
原貴則さんが評判を高めることとなった礎
おそらくは経営者の集まりでエネルギーに溢れた人たちをみたことで、使われる人の視点から見ていた仕事を自らのモチベーションで目的をもって仕事を追いかける経営者の視点を獲得したのでしょう。
そして、ネットを利用した販売を見て原貴則さんは経営者の視点が発動してすぐさま自分もやってみるという行動に出たのでしょう。行動することで成功をつかんだことにより仕事の面白さとビジネスのコツをつかんだのでしょう。
原貴則さんはなぜシンガポールを選んだのか?
原貴則さんが自身の会社の拠点をシンガポールに置いているのはおそらくは以下のような点からでしょう。
- シンガポールはアジアの金融・商業の中心地の1つであり、アジア市場への展開に最適な拠点としての役割を果たしています。また、シンガポールは多くの国際機関の出先が置かれており、国際的なビジネスチャンスを追求する上で非常に有利な環境が整っています。
- シンガポールはビジネスにとって非常にやりやすい環境です。政府は、外国人投資家にとって非常に魅力的な税制度を提供しています。また、ビジネスに必要な手続きも非常に迅速かつ簡単に行うことができます。
- シンガポールは、高度なインフラストラクチャーを持ち、世界有数の商業都市であるため、人材獲得にも優れた環境があります。多様な文化を持つ人材が集まっており、グローバルな視点を持つ人材を獲得することができます。
おそらく、今後は日本だけではなく東南アジアなどの国々にも彼の会社がビジネス展開していく構想を持っているのではないかと想像します。そのような動きが見えてくるとさらに原貴則さんの評判は高まることでしょう。
個人でも発信力を持てるYouTubeに着目し、成功させた洞察力

原貴則さんは個人でも高い発信力を持てるネットの特性を活かしてYouTubeで「ぐーたらストレッチ」チャンネルを運営しています。なんと、2020年4月に開始してから8ヶ月ちょっとでチャンネル登録者数が10万人を超えるという実績を上げています。
さらに、100万回を超える動画が9本で、その中には300万回の再生数を超える動画もあるというフィットネス系では評判の高いチャンネルに育っています。
私が勝手に考えた成功のポイントは以下ではないかなと思っています。
- 『ぐーたら』というネーミングで手軽に、かつ、気楽にできるイメージで視聴者のフィットネスへの取り組みの心理的ハードルを下げたこと。
- 25歳まで運動したことがないさくらこさんを起用して、視聴者に私でもできそうと感じさせたこと。
- 「ぐーたらストレッチ」チャンネルを開始した時期が新型コロナウィルスの流行により緊急事態宣言が出されており、日本国民全体が閉じこもりとなったため屋内でもできるストレッチということで受け入れられた。
社会の空気感を確実に読み取り、そのうえでポジティブな貢献ができることは何かを考えてヒットにつながるチャンネルを作り出せたのだと考えます。原貴則さんの評判を理解する一つの良い事例です。
女性の社会進出を支援する原貴則さん

MePicksとは
原貴則さんは女性の社会進出を支援する一つの形としてMePicksというオンラインスクールを立ち上げています。
現状を変えて自立したい女性に向けて、Web業界で個人のスキルだけで自立できるように次のようなサービスを提供しています。
- まったくの未経験でも理解できるマニュアル
未経験でも理解できるように動画などで構成されたマニュアルが提供されています。 - オンライン勉強会
頻繁に開催される勉強会ですので自分の都合に合わせて参加でき仲間たちからの刺激を受けてモチベーションが維持できます。 - 課題の添削
マニュアルを読んでもわかった気になっているだけの場合があります。課題をやってみてプロの講師からの添削を受けて初めて理解できる場合もあります。さらにプロの講師に疑問に思っていることを直接ぶつけることもできるので理解が早まります。
子育て中の人や子どもとの時間を大切にしたい人、自立したい人、時間や場所、しがらみに拘束されずに行きたい人などの人に最適なサービスになるよう設計されています。
今までの伝統的な価値観に縛られた女性ではなく自由な生き方をしたい女性に向けたオンラインスクールとなっているのは評判の高いサービスです。
日本における女性の社会進出に関する課題

日本では、女性の社会進出が進んでいますが、まだまだ多くの課題があります。女性の社会進出とは、女性が経済や政治などの社会的な分野で活躍することを指します。女性の社会進出は、女性の人権や自立を促進するだけでなく、経済成長や社会的包摂にも貢献すると考えられています。
しかし、日本における女性の社会進出は、国際的に見ても遅れています。世界経済フォーラムが発表した2020年度の「ジェンダーギャップ指数」では、日本は153カ国中121位と低い順位にありました。特に、政治や経済の分野での女性の参画率は低く、男女間の賃金格差も大きいことが指摘されています。
日本における女性の社会進出には、以下のような課題があります。
– 働き方や雇用形態の多様化に対応した制度や環境の整備が不十分であること
– 育児や介護などの家事・家族負担が女性に偏っていること
– 女性に対する偏見や固定観念が根強いこと
– 女性自身が自信や意欲を持って社会進出する機会や支援が不足していること
これらの課題を解決するためには、政府や企業、地域社会などが連携して取り組む必要があります。また、女性自身が自らの能力や可能性を認識し、積極的にチャレンジすることも重要です。
女性の社会進出は、日本社会全体の発展にとって欠かせない要素です。今後も、女性の社会進出を促進するための施策や取り組みを企業や個人が進めていく必要があります。
原貴則さんが女性の社会進出を支援する訳
原貴則さんが、女性の社会進出を推進することに力を入れているのは、社会における男女の平等や多様性を高めることが、経済や社会の発展にとって重要だと考えているからです。
この考えが原貴則さんのビジョンである「女性も男性も同じ権利を持ち、同じように活躍できる社会を実現する」ことにつながると信じています。少子高齢化で労働人口が減少していく日本でこのようなビジョンは原貴則さんの評判の高さにつながるものです。
そのために、原貴則さんは、女性が働きやすく、活躍できる環境づくりに取り組んでいます。彼は、女性の才能や能力を最大限に引き出すことが、企業の競争力やイノベーションを高めることにもなると考えています。
また、女性は男性と比較して感性豊かでコミュニケーション能力に優れているとされています。これら二つの能力はネット社会向けの能力に他ならないものです。
子育て中の女性や子供と関わりたいなどと思っている女性なら時間と距離の制約がなくなるネットを利用したビジネスはうってつけと言えます。
そのような女性たちにネットを使って自立することを支援するオンラインスクールは最初のステップだと思えます。ここからさらにネットと女性を活用したビジネス展開を原貴則さんは描いているのでしょう。
原貴則さんの評判まとめ

時代の空気感に敏感
ここでの「空気感に敏感」は単なる時流に乗るといった浅くて軽い行動や考え方ではなく時代が求めている本質的なものを感じ取れる能力を指しています。
たとえば若い女性がネット通販で成果を出しているのを目の当たりにして自身もDTC通販会社を設立して多くのヒット商品を生み出せたのは感じ取る能力と本質的な部分を理解して行動に移せたからでしょう。
社会貢献とビジネス展開
女性の社会進出を積極的に支援することは社会貢献につながります。ネットワークでリモート・ワークが広く認められることになり子育て中の女性でも仕事しやすい環境ができつつあります。しかし、まだまだ多くの女性はそのような環境を活かしきれていないということが実態ではないでしょうか。
そのような状況を変化させるためにMePicksを立ち上げて女性の社会進出を支援しているのは原貴則さんの評判を高めています。
しかし、原貴則さんは事業家でもありますのでMePicksのサービスを持続的に提供するために女性が今以上に活躍することで事業機会がさらに広がるという期待をもって活動されています。
顧客満足度の高さ
公式サイトで紹介されている受講生の声では「未経験でも結果が出るとは思わなかった」や「家族と過ごす時間が増えた」という声が掲載されています。
また、懇親会の様子が写真で紹介されていますが、皆さん楽しそうな雰囲気でMePicksに満足されていることが伺えます。
■ 原貴則さんのSNS
Facebook
https://m.facebook.com/takanorihara0423/?wtsid=rdr_0c2E82AeW6A5n7QCm
Twitter
https://twitter.com/takanorihara042
Instagram
https://www.instagram.com/takanorihara0423/
YouTube
https://youtube.com/@takanorihara
■参考サイト
datavase.io
https://datavase.io/people/7895
HUNTER CITY – 講演会
https://huntercity.org/investstudy/
Air Global Agency Japan
https://kagi-net.com/archives/2015
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