今回のチャングムは「生き抜け!チビチャングム」
チャングムが寺子屋へ行き、かつ、両班の子供と遊んだことを知ったミョンイはチャングムを罰するために枝でふくらはぎをぶつ。既にいくつものあざが出来ていてさすがにミョンイは躊躇しながらも・・・。「なぜ、あたしたちは勉強してはいけないの?」と、うちの娘に聞かせたい(もう聞いているはずだけど)言葉。多分、これを見ていたお父さん、お母さんは120%がこのように思ったはず。自分の子供時代をかえりみず・・・・。
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韓国ドラマ・ガイド 宮廷女官 チャングムの誓い 前編NHK出版 NHK出版 2005-01-26 売り上げランキング : 539Amazonで詳しく見る by G-Tools ネタバレ多数ですが、ドラマをよりよく理解するためのネタも満載。うまく読めばチャングムが256倍面白くなる |
お父さんに「お母さんはやりたいことは何でもかんでもダメだと言うんです」と愚痴るチャングム。
好奇心旺盛なチャングムは世の中の全てのことを知りたがっているようで、その障害となっている身分制度に対して憤りを感じている。素直にロジカルに考えておかしいことをちゃんとおかしいと感じられる人が世の中を変えていく人なんだなと感じたシーン。
そんな、チャングムにミョンイは寺子屋へ行く代りに教えてあげると約束する。チョンスはチャングムに希望を持たせるために自分が武官だったことを話したことをミョンイに告げる。
横暴な燕山君が王様でいる間は彼の母親の処刑に関連した武官であるということはリスクを背負っていることとなる。女官が尋ねてきたりして不吉な予感がする・・・そのときに燕山君が母のことを知ってしまい激情した彼は関連したものを全て処刑することを命じる。これが世に言う「甲子士禍」である。韓国ドラマ・ガイド 宮廷女官 チャングムの誓い 前編 15ページ参照のこと。
そんなことは知らずにチャングムとチョンスは祭りに出かける。人相書きが貼られていることを知らずに。相撲の試合にチャングムのおねだりでチョンスは出てしまうが、チャングムが「お父さんは武官です」という一言でお尋ねものだと知られてしまい連行される。これも白丁(ペクチョン)だと言われたのがチャングムは悔しくて思わず言ってしまったのだ。
あわてて家に逃げ帰るチャングム。ミョンイは追っ手から逃れるために身支度して逃げるのだった。チャングムはお父さんから作ってもらったノリゲを大事にもって逃げる。
漢陽(ハニャン)へ連れて行かれたことを知り、父を追う二人。途中でトックおばさんに行列は通ったかと聞くが5文よこせと言われる。通らなかったことを聞くとさらにどこを通るのかと聞くと、もう5文。
この業突く張りが!!と初回に見たときに激しく憎んだことを思い出す。
親友のハン尚宮(サングン)に頼って面会できるようにしようとするミョンイ。ハン尚宮(サングン)はミョンイが生きていたことを知り感動の再会を果たす。ハン尚宮(サングン)は長官経由で面会の手はずをととのえる。
長官はこのときから登場したのね。昔からいい人・・・・。
しかし、何度もウソついて外出するハン尚宮(サングン)を見逃すはずがない最高尚宮(チェゴサングン)とチェ尚宮(サングン)。とうとうミョンイが生きていることがチェ一族にばれる。そもそも、ミョンイの毒殺をしたのは太皇太后に一服もったことなので、バレルとヤバイと危機感をつのらせパンスルに相談。ハン尚宮(サングン)との待ち合わせ場所で待っているミョンイとチャングムを拉致監禁。危険を察知していたハン尚宮(サングン)はやり過ごして別のものに監視させてチェ・パンスルの手の者に拉致監禁されたことを知り、殺されるよりはと判断して役所へ垂れこみ。役人がミョンイとチャングムを発見して連行するがその途中でチェ・パンスルの手のものが暗殺にかかる。ミョンイは旨に矢を受け瀕死の重傷を負う。
朦朧とする意識の中でチョンスの言葉が蘇えり三番目の女はチャングムであることを認識する。
「お父様はお前のそばに居ない。どうやって生きていくの?」とミョンイ「お母さんの言うことを聞いて生きていきます」と答えるチャングム。「でも、もし私が居なくなったらどうするの?」「病気になったら薬草をとり、おなかがすいたら野いちごを採って食べます」と健気に答えるチャングム。「生き抜きなさい」そして、ミョンイは初めて自分がスラッカンの女官だったことを教える。「お前は多くの人を助けるだろう」「たくさんの人を救う立派な人になる」「悲しんでもダメ、泣いてもダメ、あきらめてもいけない」とチャングムに語りかける。
8才の子供にはとても荷が重いことを託してしまう。20歳でも大変・・・・。
チャングムはお母さんに野いちごを食べさせる。「とてもおいしい」最後の言葉・・・。ミョンイがしたためていた手紙にはチャングムにスラッカンの最高尚宮(チェゴサングン)になっておくれと書いている。選ぶのはおまえだとも。石を積んでお墓としたチャングムは母に「お母さん、これでお別れですね」と告げる。幼いチャングムに背負いきれないくらいの想いを両親から託されたチャングム。これが、彼女のこれからの生き様を決定付けたものになった。
- 自分の一言で父を死に追いやった
- 母の想いを受け継いでスラッカンの最高尚宮(チェゴサングン)となる目標を持つ
- 自分のしたいことの障害となる身分制度が身にしみた
さて、両親をなくしてしまったチャングムはどうやって生きていくのか、また、母の願いをどうやって実現するのかハードルはきわめて高い。
コメント
stanakaさんこんばんは。第2話は「大長今」の中でも5本の指に入る屈指の名場面だと思います。私も2度目の視聴ですがやはり泣いてしまいました~!(T_T)
今回の話はチャングムの人生を決定づけた瞬間だったのではないでしょうか。
母の思い{スラッカンになること}身分の差などさまざまな障害と闘っていかなければいけませんものね。
それにしても8歳で孤独の身となってしまったチャングムがんばってほしいものです。
第二話やっとはじめて見れました(T-T)
我が家では子育て問題で主人と頭を抱えているもので・・・今回は本当に「長女よ コレを見よ!!」と言いたいが・・・いびきをかいて寝ております。
この回は見ていない私でもその後何度も目にする大切な回ですよね。
そして、チョンホ様と結びつくノリゲ。
すでに心は来週です(*´∇`*)
stanakaさん、こんにちは。
ここからチャングムの闘いは始まるんですよね。泣きながら墓を作り、発っていくチャングムに涙です。生き抜く事さえも母の遺言ですもんね(T.T)
それにしてもおばさんが役名もなく登場していたのにはびっくりですよね(^^;しっかり初登場から彼女らしかったですね(苦笑)
とん子さん、こんにちは。
私は最初に見たときはぽーーんと放り出された気分になりました。だって、この後、チャングムはどうしたらいいの?何ができるの?これでドラマは成立するのか?なんて、常識的な頭が叫んでしまった! でもたくましいチャングムはちゃんと生きていく・・・。母との別れのシーンは今後にとても重要となるシーンですが、ここだけ見てもウルウルですね。
おこちゃんさん、こんにちは。
うちも、どうしたら、自ら勉強し、前向きな考えのできる子になれるのかと思いながらチビチャングムを見ています。娘に感想を聞いてもうーんというだけ・・・。困ったもんだ。
けいさん、こんにちは。
確かに言われるように生き抜くことが遺言になっていますね。母としてチャングムが行きぬける環境作りをできずに死んでいく悔しさがあったのでしょう。トックおばさんはあのパターンですが本当に嫌なおばはんと思ってみていました、最初のときは。
stanakaさん、こんばんは。
そうそう、最初はトックおばさん、感じ悪かったですよね。今でもゴウツクバリは変わりませんが・・・(^^;)。
ちょしさん、こんばんは。
最近は相変わらずの毒舌とお金の亡者ですが、こちらが慣れてしまったのか親しみを持って見れています。
女の幸せと言いながら・・・・ネタバレ・・・ころっと態度を変えるのはあいかわらず。
こんにちは!
コメントとTB、どうもありがとうございました。
stanakaさんの記事、読んでいると、その場面場面が浮かびますね。
私の「心の雄叫び感想」とか、大違いです~。
私は20話まで見たんですけど、もうチャングムの誓い にはまってしまって、主題歌の「オナラ」が脳内で流れまくっちゃって大変ですわ!
私も、TBさせてもらいますね。
うっちーさん、こんばんは!
イラストはご本人手書きなのですね。手書きというのもCGだと変か。
当ブログではたまに娘が気が向くと描いてくれたのを記載しています。