チャングムは二人の愛の綱引きの結果として、チョンホの流刑と引き換えに中宗は側室とせず主治医とし、高い官職=大長今をを与えた。
決して、チャングムが望んだわけではないが・・・・・。そして、主治医として10年が過ぎ去った。
この10年のチャングムの行動を総括したい。←エラソー。
情報源としては53話の後半部分であるので、大胆な推測と願望(こちらが主)を入れたものとなる。
チャングムの行動は一人で突っ走 る行動が多い。これは最初からそうである。しかし、女官時代は ハン尚宮(サングン)というよき師匠と、ヨンセンという親友、女官の後半からはミン尚宮(サングン)とチャンイが友達として加わってきたので、それほど孤 独な人という印象はない。それでも、最初の料理の時のようにクミョンに何も言わずに泉の水を取りに行ったり、ハン尚宮(サングン)に相談せずに高い牛肉に こだわって競い合いに負けるという失敗をおかしている。
医女時代になって、師匠として チャンドクとシン・イクピルが登場するが、あっという間にチャングムは彼らのレベルを追い越してしまったため、一人で突っ走るのが目立ち、かつ、孤独な人という印象が強まる。もちろん、常に支援してくれるチョンホや変わりない友情を示すヨンセン、ミン最高尚宮(チェゴサングン)、チャンイがいるが、チャン グムが医女ということで、直接的にチャングムの仕事に関与できず間接的となるため女官時代よりも距離があるように感じる。これを埋める存在として、シンビ がいるが存在感がやや薄い。
こ のような前提を置くと、主治医として過ごした10年は医術にまい進した10年であるが、チャングムが一人で突っ走った10年だというのは容易に想像できる。もちろん、チャンドクらの強力はあったが、うまく組織 立ててチームプレイとしてやっていったというよりはチャングムの天才的な働きの助手レベルの役割しか担っていなかったと思われる。さらに、重要な後進の育成については何もなされていなかったのではと想像できる。
女性初の主治医ということで、女性の地位向上という役割もチョンホは期待していたと思うのだが、この期待にこたえるためには後に続く人たちの育成が重要である。単なる花火で終わってしまっては犠牲が大きすぎる。
チャングムのアナザーストーリである下記の小説ではチャングムが後輩をたくさん養成したシーンが描かれておりチョンホともずっと連れ添ったことになっている。私としてはこのような姿をチャングムに期待したい。
し かし、あのキャラでは一人突っ込んでいくという性格だから人を組織立てて育成したり仕事したりというのは苦手そう・・・。そんな面倒くさいことするくらい なら自分でやった方が早いというタイプだろう。組織では出世できません・・・・。まあ、出世するつもりは毛頭ないのだろうけど。
チョンホとチャンドクがチャングムを支えることにより私の願望に近いことが実現できるのではと妄想します。
チャングム〈1〉宮廷篇キム サンホン 米津 篤八チャングム2 追放篇キム・サンホン 米津 篤八チャングム〈3〉医女篇キム サンホン 米津 篤八
コメント