ヤングスーパーマン　１

若き日のスーパーマンの姿を描いた作品。って、書くとミスリーディングしそうな作品。

これはスーパーマンをネタにした新しい青春ドラマです。高校生のクラークが自分の力を両親から出してはいけないと禁止されて、いじいじするシーン。なぜって？　そらー、高校生の男の子、人類ではない宇宙人だって思春期はあらーな。←ホントか？　好きな女の子にはエーカッコしたいもの。しかも、エーカッコできる能力は有り余るほどある。なのに、両親から止められたりしたら普通はグレるよね。でも、クラークはとってもいい子ぐれないんだよね。いまどき見上げた高校生だっ！！

お約束の力を失わせる石というのもちゃんとあって、しかも好きな女の子が身に付けているアクセサリーになっていて、彼女に近づくだけで、へなへなーと脱力してしまう。たまらんね。第一章の「クラークの秘密」は彼が地球にやってきて両親にひろわれて、そのクラークが隕石とともにやってきたときに彼と今後係わり合いのある登場人物がやはり隕石で色々なことに巻き込まれる。そして、悩み多き高校生に育つという次第。第二章の「姿なき主役」ではクラークが演劇の主役にひょんなことから抜擢されてしまうし、相手役の女の子からは妙に惚れられてしまう。そして、そして、好きな彼女がやはりひょんなことから相手役となってしまう。ラッキーと思ったのもつかの間、激の関係者に忍び寄る危機を防ぐためにかれは主役を恋敵に譲ってしまう・・・・。男はつらいよスーパーマン。あちこちで、スーパーマンの超能力は行使するが、最低限でかれは何処にでもいる秀才タイプのいい子ちゃん高校生の能力の範囲内でなんとか事態を解決しようとしていく。←こう書くとどこにでもいないよな・・・・・。次が読みたくなってしまった。