僕が「チャングム」から教わったこと 感想 その1

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ソムリエの一人者である田崎 真也氏のチャングム本を早速購入して読了。 直後の感想を記します。

僕が「チャングム」から教わったこと―人を喜ばせる「仕事・もてなし・サービス」の原点

読んだ直後で、拙速で感想を書こうとしているので、簡単に印象に残っている2点を記す。

  1. 立ち読みをして、お金を出して買ってみようと思ったのは最初に書かれていた、お客様は神様ではなく、お客様は人間です。という言葉。 その心は人間だからこそ、いろいろなわがままを言う、それに応えるのがサービス業なんだということ。記憶で書いているのでちょっと違っているかもしれないけど、ちょっと違った視点で書かれていて感心してしまった。
  2. メモをとりなさいということ。 これはチャングムが何かにつけて筆を取り出して書いていたことと、例の事件を起こした母の日誌などを例にとって書いているのだけどメモをまめに取る人ほどきちんとポイントをおさえていることを言っている。 これに関してはメモなどに頼るな、頼るからメモして安心してしまい忘れてしまうのだ・・・・という説もありどちらなのかな???と、私自身は結論を出せていないもの。と、言いながらもチャングムの感想を書く場合にはドラマを見ながらメモをとっていますけど・・・・。

全体の印象としては

  • サービス業に携わっている人間としての視点
  • 経営者としての視点

から書かれている部分には参考になる部分が多くあり面白い。ただ、エッセイや評論を専門にされている方ではないので、全体としてのまとまり具合となると未完成な部分や無理に書いたという部分もあります。なので、彼の違った視点を楽しむという読み方がいいでしょう。

まあ、編集者がもっと手を入れると完成度の高い本になったのではと思われるので、その点は残念。

 

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