千円札は拾うな

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「千円札は拾うな」というタイトルでかなりポイントが高くなった本かな。

ポイントは以下の2点。というか、これを繰り返し書いています。

  1. うまく金を使って利益を得る
  2. 変化=捨てることが大事

こうまとめると、そこらのビジネス書に書いてあることと変わらない。なので、「千円札は拾うな」というタイトルで本書はかなり得していると言える。安田佳生氏は経済学者ではなく事業家。本書の価値は上記2点をどう考え実際にどのような局面でどのように、安田佳生氏が実行したかにある。

まずはお金の使い方。私のどぎもを抜いたのは、29歳の社員に1000万円の予算を与えて飲み食いだけに指示jしたこと。普通の経営者はこんなことはできない。これは安田佳生氏が言う数百倍のリターンを生む蓋然性がある人材に投資することの実践。

次は変化=捨てること。100億の売上を目指すために今、40億売上をあげている事業を捨てる決心をしたこと。うちの会社の経営者の思考方法では40億の事業はひとつの柱であり、100億目指すために残りの60億を売り上げれる別の事業の柱をあと2つ作ろうとなるはず。安田佳生氏は捨てることにより自分自身を変化させ100億稼げる企業体にすることを選択したのだろう。怖くてできないなー普通。

変化=捨てることは事業でなくともブログであっても同じだなと感じた次第。当ブログではほぼチャングムのみをテーマとしてやってきているがさらなる成長→なにを持って成長かが大事だがーーするためには捨てることが必然になるかも。趣味の領域なので別に一生こだわりますとしても良いわけだけど、だれもアクセスせず、コメントも付かない状況になるとチャングムについて書き続ける動機付けがなくなる。rukoさんがあっさりとチャングムを録画を消したように同じことを私もできるのか。

ここで、「千円札は拾うな」の最後の方に書かれている”本質とトレンドを見誤らない”が重要なポイントを示唆している。トレンドは捨てるべき対象で、本質は確保する対象。これは私のブログの方向性を考える上で重要なポイントだ。別のエントリーでチャングムの本質とトレンド論を展開してみたい。

吹雪の岩原スキー場にて

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