宮廷女官チャングムの誓い 第2話 「永遠の別れ」 完全版

記事内に広告が含まれています。

今回のチャングムは「父は優しく、母は強い」

今回はチャングムの今後の生き様を決定付けてしまう、事件が起きてしまう。それはチャングムの不用意な発言で父親チョンスを死に追いやったこと。—-父親のチョンスが処刑されたという直接的な証拠はドラマの全話を通して提示はない。本によればチャングムが困ったときに助けてくれる人物として予定されていたとも—– さらに、母ミョンイもチョンスを追って漢陽(ハニャン)へ行くが卑劣なチェ一族により殺害されてしまう。そのときにチャングムはミョンイから次のように言われる。

  1. お前は人を救う立派な人になるの
  2. 悲しんではいけない
  3. 泣いてもいけない
  4. あきらめてもいけない

こちらの、宮廷女官チャングムの誓い 第2話 「永遠の別れ」にも書いているが、8歳のチャングムにとっては過酷な現実と背負いきれないような責任とミョンイからの依頼。

最後にチャングムが「お母さん、これでお別れですね」という言葉が物悲しい。

宮廷女官チャングムの誓い DVD-BOX II
バップ (2005/06/22)
売り上げランキング: 1764

娘に対する両親の接し方

日本でも韓国でも同様なのかな? 我が家を振り返ってみると、父親の私は娘には大甘!! 少々、娘が悪さしても「うん、そうか?!」なんていいながら許してしまう。チョンスのようにミョンイがお仕置きしているところを救うというところまではできないけど。我が家でそれをしたら今度は私がお仕置きされる・・・・(笑)

うちの奥さんは娘にはチョー厳しい。何もそこまで言わなくてもと思うくらい激しく叱る。

宮廷女官チャングムの誓い 第54話(最終話) 「我が道」 においても同様のおしおきシーンがチャングムによって行われるが、ミョンイの方が母親らしいのはイ・ヨンエとキム・ヘソンの経験値の違いだろうか。

教育について

チャングムがこっそりと勉強しているのをミョンイが叱っている。叱られてもチャングムは学びたい=好奇心。これを観ながら我が娘にまたもや「チャングムを見習え」と10回くらい言う。まだ娘は11歳なので「お父さんもチョンスのように力が強くて器用にノリゲなんか作ってくれるのなら勉強してもいいわよ」とはさすがに言えない。←いつごろ、こんな切り返しをされるようになるのだろう・・・・今から体力付けてノリゲを作れるようになっておくべくだろうか????

娘が興味を持つ事柄から表面上ではなく、本質的なことに目を向けることができるように自分の知っている部分では実はこうなんだと教えているのだが、果たして効果はあるのか???

チャングムが8歳までに食べられる野草や薬となる薬草などサバイバルの基礎をミョンイとチョンスが叩き込んだ方法を知りたいものだ。

しがらみ

チャングムはチョンスとミョンイからしがらみを今回貰ってしまうことになった。

  1. チョンスは廃妃ユンを毒殺したという事実を持ち越し、チャングムの不用意な発言で死ぬ。この父親を殺してしまったということをチャングムはしがらみとして受け取る。
  2. ミョンイはチェ一族の陰謀により2度迫害を受け殺されてしまう・その無念をチャングムは受け取りしがらみとなる。

チャングムは最終話でようやく、もろもろのしがらみから解放されることになるが、大変な人生を歩むことになる。

本ページの情報は2021年1月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにて
ご確認ください。


「宮廷女官チャングムの誓い」を見放題で見るならこちら↓

コメント

  1. るなぴ より:

    こんにちは。ジョンウンちゃんの演技に、またまた涙してしまいました。字幕スーパーで日本語訳をかみしめたりして、一段と感慨深く感じるのは私だけでしょうか。またまたチャングムの世界に引き込まれてしまいそうです。

  2. stanaka より:

    るなぴさん、こんにちは。
    ジョンウンちゃんの演技はうまいですよね。あの天真爛漫なところと母が逝くところの悲しみ・・・・涙をまたまた誘ってくれました。

  3. hyoutan2005 より:

    こんにちは。
    親子関係の話、同じ親として身にしみました。
    幼いチャングムに背負わされた荷物の大きさにはため息をつくばかりです。
    来週からのチャングムの行く道を考えても、またまた泣けてきてしまいます。
    ブログのタイトルを少しだけ変えました。これからもよろしくお願いいたします。
    毎回様々な視点から書かれているstanakaさんのレビューを楽しみにしています。

  4. 宮廷女官チャングムの誓い-完全版-<2>

    宮廷女官チャングムの誓い DVD-BOX Iキム・ヨンヒョン イ・ヨンエ チ・ジニ by G-Tools 第二話 完全版と言ってもかなり前に見たため カットシーンがどこだったのか? 考えつつもよくわからん私(^^ゞ 『好』という文字が「女子」になるのは 前回のカットシーンで言われ..

  5. 更紗 より:

    こんばんは~
    なんだか凄く懐かしく思いつつ見てます。
    ちびチャングムのこれからを思うと思い出すだけで涙で出来そうですわ。
    ちなみに我が家も父は私に甘く、母は弟に甘く。
    いずこの国でも同じですかね?
    「王の男」韓国ドラマ好きには結構楽しいものですよ。

  6. terutell より:

    >お前は人を救う立派な人になるの
    >悲しんではいけない
    >泣いてもいけない
    >あきらめてもいけない
    ミョンイがチャングムにこれらのことを言ったのは、おとうさんを役人に捕えられたことで自分を責めなくてもいいのよ、というためだったのではないのでしょうか。
    これは定めなの。
    おまえが、たくさんの人を救う、りっぱな人になるという、老師様の予言が成就するための。
    だから、悲しまなくてもいいのよ。
    おまえはおまえの運命に従い、りっぱな人におなりなさい。
    おまえは賢いのだから。
    その能力を存分に伸ばして、人々のために尽くしなさい。
    と、ミョンイはいいたかったんではないかしら。
    母の無念についても、最高尚宮の書に綴っておくれ、とは書いたけど、無念を晴らしておくれ、とは言っていませんね。
    なんとしてもミョンイは、チャングムに、前向きに生きて欲しかったんですよ。
    そして、前向きに生きる、っていうことに関しては、チャングムは、生涯、貫いています。
    それが一番の彼女の長所だ、って、ハン尚宮も言っていましたね。

  7. 「宮廷女官チャングムの誓い」(完全版)第2話「永遠の別れ」

     涙なしでは見られないこの回。後々のチャングムの生き方を決めた回ではありますが、元は自分の口からもたらした災いでした。  尤も、8歳の子供に秘密を守らせる、というのは酷なことではあると思います。ましてや、自分は本当は百丁(ペクチョン)ではないはずなのに、身..

  8. Sayopee より:

    TBしましたので、よろしくお願い致します。
    チャングム、父と母との悲しい別れに、涙してしまいました。
    わずか8歳にして、学問、料理、医術(薬草の知識)を得るチャングム。本当に頭のいい子だったのですね。そして、その頭の良さはチョンス、ミョンイから受け継いだものだったのでしょうね。
    もちろん、本人の好奇心や意欲との相乗効果もあるのでしょう。

  9. チャングムの誓い 完全版 第2話「永遠の別れ」

    はあ、ようやく見れた完全版。 ちょうど、チャングムがお父さんに手をひかれ 華やかな行列の後について おすもうの土俵の前へ。 「アボジ」という呼びかけが可愛い。 チャングムの口は災いの元・人生は、ココから。 雄牛一頭。 のんきに土俵脇で、のんびりしている 相撲の賞品のお牛様。 近所のオジサンに「お母さんに知らせろ」といわれて 遠い家路を急ぐチャングム。 お母さん、一旦、お父さんが連れ去られた現場に戻ろうとして 途中で、近所のオバサンに「だんなが逃げたほうが良いって」と言われ 家に戻って、逃げる準備をしたんですね。 チャングム、お父さんから、ノリゲを貰った時に 一人になったときのシュミレーションしてたんですね。 漢陽(ハニャン)の役所。 初登場のカンドック妻。 この時から、すでに「腰が痛い」と言ってるトック妻。 スラッカン。 アワビが足りずに、ハマグリ。 王様のご寵愛を受ける女官が増えて 人手不足なスラッカン。 スラッカンに残った女官は、 なんだか、ぷっくりした人が、、、。 「女の人から預かりました」下働きの男性が。 ミョンイの手紙。 ハン尚宮様、監督がよく泣く女優さんとして 名前を挙げるだけのこと、よーく分かります。 ヤン・ミギョンさん。 昨日投獄されたばかり。 罪人の妹として、午の刻に会う段取りを ネシブの長官を通して取り付けたペギョンこと、ハン尚宮さま。 チェ尚宮様からの報告を受けて、舌打ちしまくりのパンスル。 ピンク&紫が、チェ一族カラーか、、、。 イム・サホン様って、誰だっけ、、、。 「くれ、あらった」チェ・パンスル&チェゴ尚宮さまの返答。 お、1回目に続き、2回目も白い袋登場。 白い袋で、チェ・パンスル邸へ。 このとき、チェ・パンスルが ミョンイの子供は男の子と 認定していたんですね。 そして、閉じ込め場所の定番「蔵」出た。 ミョンイの待ち合わせ場所へ替わりに行ってもらった 在庫の華々しい布屋サンで、逡巡のハン尚宮さま。 「ソ・チャンスの妻子が」 青服のお役人がチェ・パンスル邸へ なだれ込む。 連行されるチャングム親子。 パンスル邸で、すれ違うミョンイとソングム(だったよね、チェ尚宮)。 チャン執事&ピルドウ。 出演長いよね。 チャングムのお母さん、きれい。 吹替え版の時は、気がつかなかったけど、 完全版で

  10. 地上波でチャングム! より:

    チャングム完全版・第2話

    ・ミョンイがチョンスの事「書房様(ソバンニム)」って呼んでた。 チャングムが旦那

  11. けい より:

    stanakaさん、TBありがとうございました。
    甘い父、厳しい母。だけど二人ともチャングムの事をとても愛してるのがわかりますよね。
    チョンスが聡明なのは母親に、おてんばなのは父親に似た、と言ってましたが、本当に聡明さは母譲りだけど、性格(調子に乗りやすい所とか)は父譲りだよな~。なんて思いました。

  12. satesate より:

    TBありがとうございました。
    ノーカットになると、いろいろ細かい状況が分かって
    いいですね。
    「スラッカンの最高尚宮になって」より前に
    「生き抜いて」と言う言葉があって、
    母の恨みよりも先に、
    「生き抜いて」という言葉があって、
    母の愛情を感じました。
    あと、トック妻も、腰が痛いと既に言いながら
    「通らなかった」意外にも
    ちゃんと親子に必要な情報を教えてくれていたんですね。

  13. とん子 より:

    stanakaさんおはようございます。そうですね!チャングムはこうしてあの激動の時代を生き抜いて行かなければいけないから。8歳でどんなに大変だろうと我々想像もつきません(涙)
    でもチャングムはあのミョンイの言葉があったからこそ、たくましく生きられ最後には人に尊敬される人物になれたんだと思います。
    この野いちごが今後のチャングムの人生を決定付けたのは間違いないでしょう。

  14. チャングムの誓い・完全版 vol.2 永遠の別れ

    第2話「永遠の別れ」もプロローグの続きとゆー感じでした。   一人は「チョンスにより殺されるが、死なない」              →もう出会ってしまった元妃。。。 一人は「チョンスにより助けられ、チョンスにより殺される」              →オモニになる<パク・ミョンイ>。 一人は「チョンスを殺すが、多くの命を救う」              →【好】=女の子。娘の<チャングム>。   今回ここまでは、解りました。でも、まだまだ解らないこと(単語を含め)ばかり。 韓国ドラマ初めてのみゅうみゅうには、ドラマの流れ方すら新鮮です。   ん〜〜〜〜。。??????ですが。。     その中、チャングム(チョ・ジョンウン)が、          「アボジ(パク・チャンファン)が言ってたわ。             オモニ(キム・ヘソン)には、できないことがない。                     絵を描くのも、服を作るのも上手。                       特に料理はどんな材料でも美味しく作ると褒めてたわ。                       だから、オモニみたいになるのが夢なの。」と言った言葉。 いいなぁと思いました。お父さんがお母さんを素直に褒める。 短い時間(みんなバラバラになっちゃって)だったけど、 暖かい家庭の雰囲気が伝わってきて、幸せな生活だったんだなぁって感じました。 こんな家庭に育ったんなら、大丈夫。って思いました。 &nbs

  15. stanaka より:

    まとめてのコメントへのお返し失礼します。
    ■hyoutan2005さん
    親としての視点から見ると、このような教育をできるのだろうかという自戒を込めた感想が浮かんできます。どのように子供と向かい合うのかということなのでしようね。はぁーー。
    ■更紗さん
    やはりそうですか。父親としては娘がいつまで私の相手をしてくれるのだろうと思う今日このごろです。
    王の男は会社を定時退社できるタイミングをみはからって観にいこうと画策しているところです。
    ■terutellさん
    >自分を責めなくてもいいの
    ということからにしては、"いけない"という言葉が強いんですよね。もちろん、原語がどうなのかという検証をしなくてはいけないのでしょうが・・・どなたかヘルプ!!
    無念についてはもう一回ミョンイの言葉を聴いてみなくては・・・。
    ■Sayopeeさん
    両親の白丁として生活していてもにじみ出る知性にチャングムが刺激されて色々なことに興味を持つようになった+もともとの持って生まれた能力なのでしょうね。そして、そこへ自ら両親を死に追いやることになったことによるものすごい動機付けがさらにがんばることに磨きをかけたのでしょう。
    ■けいさん
    >調子に乗りやすい所
    うーーん、チョンスがチャングムのお願いに乗ってしまったのは調子に乗りやすい性格だけではなく、娘からあんな風に頼まれると絶対断れない父親の性というか見栄があると思う。
    ■satesateさん
    >母の愛情
    チャングムに選択の自由をゆだねていましたしね。
    しかし、トックおばさんの「通らなかった」というのは本当に観ていたのかな???といっぱい疑問符がつくのですが。
    ■とん子さん
    ミョンイの言葉にずっと背中をおされて、いきぬいたのでしょうね。8歳の時点での衝撃的な事件で生きていく方向性がすでに定まってしまったという感じですね。普通の子供ならもっとほんわかとした目標を思い描いているだけなのにね。

  16. 宮廷女官チャングムの誓い レビュー #02

    #02『永遠の別れ』 今回のレビューは時間もたっているので簡単に。 夫婦となったチョンスとミョンイ。 2人の間にはチャングムという娘ができ、白丁を名乗って静かに暮らしていた。 ある日相撲をしたチョンス、相撲には勝ったが、チョンスがいかさまをしたとして騒ぎになってしまう。 チャングムはチョンスをかばおうと「お父さんは白丁ではない。王様を守る武官だ。」と口を滑らせてしまう。 その場で取り押さえられるチョンス。 チャングムはミョンイに知らせ、二人でチョンスを追いながら逃げることにする。 漢陽についたミョンイはペギョンに手紙を書く。 再開を喜ぶミョンイとペギョンだったが、ソングムが動いていた。 ミョンイの生存を知ったチェ一族は再びミョンイ殺害を計画。 ミョンイは矢に撃たれてしまう。 ミョンイを看病するチャングム。別れの時が近くなった頃、ミョンイはチャングムがチョンスの言う「3人目の女」だと気がつく。 チャングムに未来と自分の無念を託すミョンイ。 母が死に、一人になったチャングムは歩き始める。 一気に行きましたね。 確実に観た記憶があるのは#03からのようです。 おばさんがそこで登場するとは知らなかった。 てっきり親戚かと思ってました。 次回から女官篇。楽しみです。

  17. arekore より:

    宮廷女官チャングムの誓い完全版第2話「永遠の別れ」

    本当の韓流ファンはこのドラマを、スカパーで字幕で見たそうです。 私はBS2で前半

  18. tomo より:

    stanakaさんTB&コメントありがとうございました。
    宗教がかった意味ではなく、人の持つ意志は死んでも尚行き続けて、自分のまわりの人を動かして行く。
    そんな事に気付かされたのがこのドラマでした。チャングムはミョンイに、チェ尚宮とクミョンは今出ている、絶対近づきたいとも思わないこのときの最高尚宮の意志に、それぞれ動かされて48話まで続いていきます。
    そんな難題も続く人の心のダイナニズムが、まさに大河ドラマだと思うのです。

タイトルとURLをコピーしました