BL350/E SSDに換装

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NEC BL350/Eが3万円弱でヤマダ電機で売っていたので買ったのは半年くらい前。Windows7に1GBメモリーというのはきついみたいで、出先でイベントを聞きながらLiveWriterを立ち上げてブログの下書きを打ち込もうとすると入力した最初の文字が変換されるまでかなり待たされたりする。プログラムを切り替えて最初の部分が待たされるのでおそらくメモリーが不足していてスワップが発生していると想像。

NEC モバイルパソコン Lavie Light BL350/EW (Office Personal 2年間ライセンス版搭載) PC-BL350EW6R
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BL350は仕様としてメモリー増設どころか交換も不可という割り切った仕様。でも、世の中にはなんとかしたいと考えて保証がなくなることなど怖くないとばかりに強引に交換しているツワモノが何人かいらっしゃる。

http://nononanamiyu.blog44.fc2.com/blog-entry-1231.html
http://www.minami-nagareyama.org/editor/lavie350maniac.pdf
価格.com – 『メモリ交換(1G→2G)』 NEC LaVie Light BL350/DW6W PC-BL350DW6W [プラバーホワイト] のクチコミ掲示板
LaVie Light BL350/D メモリー2GBへ交換: こま日記
価格.com – 『メモリ交換の方法』 NEC LaVie Light BL350/EW6W PC-BL350EW6W [プラバーホワイト] のクチコミ掲示板

価格.comのスレを読んでいるとBL350のメモリーを増設したいというスレ主に対して、仕様で無理と極めて常識的な意見を言う人が大半の中で、実際に交換を強行した人が出来るよとフォローする人がでてくると常識的な人は黙ること。知識だけではなく、実際に手を動かして経験から書き込みする人の情報には力があることを再確認。

交換した人たちの記事を読むとかなり、ばらばらにしないといけなくてリスクがあるのに対して効果がちょっと早くなったかなというレベルでリターンが心もとない。それならということでスワップ領域のディスクをSSDに換装すればスワップは早くなるしアプリケーションの立ち上げやデータの読み込みなど早くなるのではと思いそちらの方向へ。

SSD 60GB幸いHDDの交換はそれほど手間をかけずにできそうなのでSSDに交換することに。まずはSSDの調達。

ちょうど、PCデポで特価販売にOCZのSSDが6,997円の価格だったので迷わずに買いに走りました。

120GBくらいの容量が欲しいところですが、ネットブックという位置づけでテキスト入力とインターネット閲覧がメインで写真やデータはクラウドに保管させるという考えからすると必要十分な容量だ。

たとえ、60GBという容量が娘が持っているiPhone4Sの容量よりも小さいとしても、考え方には間違いはないはずと自分に言い聞かせて換装に突き進む。

Agility3 2.5inch SSD 60GB AGT3-25SAT3-60G
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NEC LaVie Light BL350/E

HDDを交換するには

  1. シャットダウン
  2. AC電源アダプターからのコネクタを取り外し
  3. バッテリーを取り外し
  4. 写真のピンクで囲んでいる部分のネジを取り外す

これによりディスクを取り外すことができます。ディスクに貼り付けられているフィルムを引き出し、引っ張れば取り外しできます。取り外したスロットにSSDを入れて上記の逆手順で元通りにすればOK。

・・・のはずだったのですが、実はSSDを入れるところでハマりました。奥まで入ってくれなかったのです。無理やり押し込むのは怖いので結局はハードディスクがまるまる見えるところまでパソコンをばらしてしまいました。結論からすると幅が狭くちょっとしたでっぱりで引っかかっていたようで押したり引いたりしたら入ってくれました。焦りました。メモリー交換はさらにばらさなくてはいけないんですよね・・・。

さて、一つここまでで説明していない部分があります。それはディスクの中身の引っ越しです。

ディスクのデータ移行方法

ディスクの中身の移行についても先人たちが道筋をつけてくれていましたので、迷うことはありませんでした。

BL350/Eには約250GBのHDDが内蔵されていましたが、システム領域とあわせてせいぜい30GB程度しか使用していません。システムごと移行できればいいんです。

移行には無償で使える次のソフトを使用します。

Best free backup software for data backup & disaster recovery in Windows Server/Workstation and PC – EaseUS

日本語公式サイトはこちら

こちらからダウンロードして、HDDを換装する前に以下のことを実施します。用意するのは外付けDVDドライブ、外付けHDDをBL350にくっつけてください。

  1. bootable diskの作成
  2. 元のHDDのデータを、外付けHDDにイメージとしてバックアップ

ここでHDDからSSDに換装。

  1. bootable diskから起動
  2. 上記で外付けHDDに保存したイメージからリカバリー(復元)をSSDに行う

参考として以下のサイトをご覧ください。

EASEUS Todo Backup Freeが便利すぎる – smilebanana

あっさりと移行完了です。使用感ですが、かなり快適になりました。

【追記】

利用しているとしばしばフリーズしてしまいます。色々と検索してみるとフリーズには2つの種類があり、両方が発生しているようです。

  1. LPM問題
    HDDの節電機能であるLPM(LinkPowerManagement)が悪さしているというもの。
  2. プチフリ問題
    SSDへのREAD/WRITEが激しくなると数分程度PCが固まってしまうというもの。

1については価格.comの口コミが参考になりました。念のため下記に引用します。

SATA LPM (Link Power Management)無効化方法
1.レジストリーにて
“HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Power\PowerSettings\0012ee47-9041-4b5d-9b77-535fba8b1442\0b2d69d7-a2a1-449c-9680-f91c70521c60”
[にある項目”Attributes”の値が”1″で HIPM 有効、
“0”で HIPM が無効+電源オプションでの設定変更が可能になる。]の意味だから

“Attributes”をダブルクリックで 初期値 1 ⇒ 0 にする。

2.その後 電源オプションを開き
“Active”で SATA LPM 全部無効。

上記の1の対応だけで治ったと喜んでいたらウイルスソフトが動いたりするような激しいSSDへのI/Oがあるとまたまた固まってしまいました。こちらはまだ、確証はないのですが世間でプチフリーズと呼ばれている事象のようです。これについてはウイルスソフトの設定を自動から手動実行へ変更した程度の打ち手にとどまっています。

数値的な部分でお見せするとPCMark 7で換装前後でベンチマークした結果を示します。

効果の出ている部分の抜粋を下記に示します。ディスクの性能に関しては4倍以上のスコアが出ています。

換装後換装前
PCMarks886517
System storage – gaming iteration 112.662.92
System storage – importing pictures iteration 116.734.2
System storage – Windows Defender iteration 14.360.66

詳細は下記に示します。

PCMarks7

コメント

  1. EaseUS より:

    ご担当者様

    お世話になっております。EaseUS SoftwareのLisaです。
    突然のコメント、大変失礼いたしました。

    弊社の製品を紹介していただき、誠にありがとうございます。
    このたび、記事の中でEaseUS Todo Backupの公式紹介ページを挿して頂きたく、お願い申し上げます。          
    https://jp.easeus.com/backup-software/free.html

    お忙しいところをお邪魔して、大変恐縮です。
    お手数ですが、何卒宜しくお願い致します。

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