バンビ~ノ 第5話

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今回のバンビ~ノは「新入社員諸君!」

バンビ~ノを観ていて自分が新人として会社に入ったころを思い出しました。ちょうど、時期も五月のゴールデンウィークが終わったところで、こんなはずではなかったと感じている新社会人にはぴったりのお話でしたね。

いまどきの若いもんは・・・・なんて書くと年とったなと感じてしまいますが、伴のように自分のやりたいことが明確に持って会社に入る新社会人はどれくらいいるのだろうか? 面接では就活マニュアルの普及によりいかにもやりたいことを持っているような受け答えをする人が多いけど実態は???

バンビ~ノ! 8 (8)
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バンビ~ノ! 8 (8)
せきや てつじ
小学館
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コミック
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ホール係

博多を、大学を、恵理を捨ててきたーーと、思っているーー伴。昔から言いますよね、お金持ちになりたいのなら、財布をからっぽにしなさい。そうすれば、大きな財布にすることができて今までよりもお金が財布に入れることができる。

言葉にすると伴の行動と昔からの格言は同じだけど、格言のほうは人に与えることを言っている。伴の行動は捨てたつもりだけど、人には何も与えていない。逆に恵理や母親から励ましをもらっている。夢だけが先行している青二才。

自分が入社したてのころも同じだった。関西からでてきてーー親から借りた当座の生活費10万円は飲み代に消えて、今に至るも返していない。--俺は卒業できていない!?

生意気なことに設計をやりたいと思っていたのに検査する仕事。ブーたれながらやってましたね。たまに設計の話があっても「今ある設計をコピーして手直しする程度ですね」なんて生意気なことをほざいて先輩をあきれさせてーー多分ーーいました。

伴はホール係に配属されます。希望していた厨房とは違う仕事。ぼうぜんとする伴。気持ちわかるなー。厨房以外は夢にも思っていなかったんだから。しかも二十歳くらいの若造。回り道も大事なんて説教されても聞く耳持たないのは当たり前。

俺の仕事を好きになれ

ホール係の仕事に身が入らない伴。厳しいお客さまから視界に入らないようにしてくれと言われたり、どじして他のウェイターとぶつかって食器を割ってしまうという事故を引き起こす。

与那嶺に殴ってくれと言う体育会系の落とし前を提案する伴に「ずるいよ、殴る方も痛いんだよ。それよりも俺の仕事を好きになってくれ」と根本解決を迫る与那嶺。世の中のどれくらいの人が好きで仕事しているのだろう。好き=誇りを持っていると私は受け取った。

誰もが物足りない思いで仕事している

料理したい思いが募る伴がイタリア・レストランを見ていると。桑原敦から一緒に食べないかと声をかけられる。

愚痴る伴を一喝する桑原敦。「目の前の仕事に集中しない者に厨房に入ってきてほしくない。だれもが物足りない思いを持ちながら仕事している」

なかなか、含蓄ある言葉。新人として入社して三年でやめて、転職する人にはかみしめて欲しい。最初に選んだ職業(会社ではなく)は天職だということ。

気にする同僚たち

最初に伴が入ったときには運動部も顔負けの激しい無視としごきをやっていたのに、今回はみんな伴をそれぞれのやり方で気づかっている。あすかはビールを自分だけ飲みながらも声かけている。香取望も一瞬声をかけようかとしたくらい。前回でがんばりをみせて、今回は全てを捨てて覚悟してこの業界に入ったからか。せこい奴だと真の競争者となって戻ってきたからもっと叩きつぶさないとにはならないところが、優れた人の集団ということだろう。←このあたりはドラマということであり得ない設定になっているのでしょうね。

伴はあの怖いおばさまを納得させることができるのでしょうか? ホール係としての最初のハードルだね。

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