オーシャンズ13を観てきました。
今回のお話はルーベンがバンクに裏切られてしまったことへの復讐を描いている。復讐するために何を目標に置いたかと言うと、
- 金銭的にダメージを与える
- バンクの誇りとしているものを奪う
ホテルの格付けの栄誉である5つダイヤ賞を踏みにじることにある
この線でお話が進んでいくが・・・・。
オーシャンズ11もオーシャンズ12も映画館でちゃんと観ているのに、忘れている・・・あれ?この人は誰? 前は敵だったけ? なんてこと多数あり。私と同じ性質の方はオーシャンズ11とオーシャンズ12を復習してから観るべし。
さらに、ちょっとした小ネタで使われている「オプラ」があるのだけど、米国の人たちは一発でわかるのだろうけど、極東のこちとらではわからん。
米経済誌フォーブス誌の企画07年度“セレブリティ100”で、TV番組司会者オプラ・ウィンフリー(53)が第1位だそうな。どうやら、オーシャンが泣いて観ていた番組がこの人のトークショーらしい。
このあたりはフォーブス誌セレブ100人番付第1位、オプラ・ウィンフリーって誰?でどうぞ。
きっと、このほかにも米国人なら結構笑いをとるネタが満載なんだろうな。解説してくれる人はいないかな。
そうそう、「シナトラと握手した」というフレーズが何回か登場するのだけど、1960年の「オーシャンと11人の仲間」のオーシャン役はシナトラ。このフレーズはそれだけしか、かけていないのかな?
でも、グローバルなマーケットを相手にするのに米国しか受けないネタは止めてほしい。アメリカ=グローバルって思っているのかな。
以下、ややネタバレ
オリジナル・サウンドトラック
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今回、不満だったのは詐欺の手口が意表をつくものはなく、とにかく物量作戦。悪知恵を楽しむという映画になっていない。なんだか、プロジェクト・マネージメント(詐欺版)をみているよう。リスク管理はとか、プロジェクト・マネージャーは変化に柔軟に対応しなくてはいけない。なんて、言葉が浮かんできてしまった。
なので、人工地震を起こすために巨大なドリルで穴を掘っていてマシンが壊れた時に対応策として、敵であったベネディクトから資金援助を引き出す。うーむ。
セキュリティシステムを無効化するのに、金の携帯を使うというのはそうかな・・・・。マシンルームをホテルと同じ建物に入れるからそうなるのだと指摘しておきたい。そんなに金かけるのなら別拠点に災対用のバックアップシステムをおけよと言いたい。
今回のオーシャンズ13は騙しのテクニックではなく、ラスベガスの魅惑的かつ人工的な建物と小粋なセリフを楽しむものだろう。
ラスベガスには12年前に会社の出張で(カジノで遊んでいただけという噂あり)行ったきりで、随分と変ったなーと思ってたら、バンクのホテルはCGというのは驚き。
評価は5点満点の3点かな。
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