『階伯〔ケベク〕』 第1話、第2話

『階伯〔ケベク〕』を早速レンタル屋さんから借りてきて鑑賞しました。1話と2話をまとめてレビューです。

しょっぱなはおそらく物語のラストにつながる黄山伐の4回目の戦いから始まる。勝利に終わって兵士に向かって語りかけるケベク将軍(イ・ソジン)の言葉が

「死ぬな」

えっ~と、太王四神記でも似たような言葉を聞いた気がするけど・・・。まあ、キム・ユサンが率いる新羅軍が50,000人の兵力に対して、ケベクが率いる百済軍がたったの5,000人。普通に考えたらぼろ負けするはずで4回も勝てるなんてあり得ない。それでも勝てているのはドラマの中でキム・ユサンが指摘しているように狭い場所で戦うことにより大兵力であっても遊んでいる兵力が出てきてしまう状態にして、戦っている局面でみると同数で戦っているのと同様にしているのと、ケベク側が高速機動して兵力の有効活用しているからでしょう。

つまり、ケベク将軍はきちんと兵法を理解して戦っているということ。ただ、戦術的に勝っているだけで、戦略的には大兵力を用意できた新羅軍が有利であり史実では5回目の戦いで新羅は勝利している。

ドラマの中で今後、戦略でどうしてケベクが不利な状況になって戦う羽目になったかも描かれるものと期待して観ましょう。

以上、銀河英雄伝説からの受け売りの知識でした。間違いは田中芳樹先生ではなく、stanakaにあります。ええ、かなり間違いあると思いますよっ!

ケベク公式ガイドブック
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武王とムジン

百済第30代王の武王は貴族たちに担がれて王についたためか、権力基盤は脆弱であり彼自身が嘆いているように佐平(大臣)はおろか兵士も動かせない。

さらに、第二妃(側室とは言わずに第二というのがポイント)のサテク妃が大貴族であるサタク・チョクトクの娘であることから頭が上がらない。しかも、宮中の実権はサテク妃が掌握している。

ムジンは剣術に優れた武人であり圧倒的な人数で挑みかかれても負けない将軍であり、献身的にソンファ王妃とウィジャ王子を護衛する任務に就いている。ムジンは気が休まる瞬間がないくらいソンファ王妃とウィジャ王子を狙った襲撃がある。さらに、武王の周辺は盗み聞きする者が跋扈する始末。

ムジンには身重のミョンジュ夫人がいて二人っきりになるとラブラブモード全開の仲。ミョンジュ夫人が「私と王妃が一緒におぼれたらどちらを先に助けるの?」と聞かれて、即答できないムジンに対して「そこで考えるの」と突っ込まれると「泳げないんだ」と嘘か本当かわからない返答するお茶目なムジン。そして、「私にとっての王妃はお前だ」とフォロー入れるなかなか女性の扱いに慣れた面もあるムジン。

ムジンがなぜ職務を超えた献身的な護衛をソンファ王妃とウィジャ王子に対して行うのかについては明確な説明がありませんが、武王とムジンは剣術において兄弟弟子であり同門同士だということが武王の口から語られていました。

武王って、チュモンにおけるクムワ(金蛙)と似たようなポジショニングですね。

サテク妃とムジン

サテク妃が思いを寄せていたのはムジンであり、サテク妃にとって敵対するソンファ王妃とウィジャ王子の護衛をするということは自分が送り込む刺客から危害を受ける可能性のある役割を担っている。なので、そんな護衛をやめて自分の所へ来ないかと手を差し伸べたり、謀略に嵌ってしまった場合も死ではなく自分のそばにいさせることを主張したりするサテク妃であった。

さらにサテク妃は謀略により新羅と通じているとされたソンファ王妃に斬首の刑を宣告するよう父親であるであるサタク・チョクトクを唆しつつ、自身は武王に対してソンファ王妃とウィジャ王子を新羅へ逃がす準備をしたからと借りを与えるしたたかさを持つ悪女。

しかし、サテク妃の計算違いは武王が単身で動いてムジンを牢から解放してソンファ王妃とウィジャ王子の後を追わせたこと。サテク妃にとっては邪魔者は二度と目の前に現れなければ良くて生死は問わないので武王に借りを作らせるために利用し、ムジンは自分の手元におくつもりであったのが思惑が外れてしまう。

サテク妃は善徳女王のミシルのポジションですなー。

登場人物や権力の構造などがチュモンや善徳女王に似ているのが気になります。スタッフがこれら二つを制作したということから過去の成功体験から抜け出せないのではと危惧します。さてもこのあとのドラマの回を鑑賞して確認することにします。

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