ハ・ジウォンさんが主演の韓国映画「第7鉱区」をインターネット動画配信サービス「U-NEXT」で見ました。最近、サポートされたTwonkey Beamを使ってiPadで鑑賞しました。iPadで見れるようになってお手軽に干渉することができるようになり便利になりました。
映画は前半はエイリアンを思わせる展開で、このまま謎の巨大生物をちらっとだけ見せて恐怖感を煽っていく展開かと思っていたら途中であっさりと巨大生物の全身を見せてしまいました。そして、エイリアンほどの完全生物ではなく銃や斧で怯ませることが出来る生物という設定なのでやや怖さ加減が足りなかったりして物足りない感じでした。
物語は第7鉱区という実際に存在する油田開発の鉱区が舞台です。これがなんと日韓共同開発する予定の鉱区だったりするんです。石油採掘船の乗組員たちが、謎の巨大生物と闘いを繰り広げるアクション映画です。
シークレット・ガーデンでライムがバイクに乗るシーンがありましたが、それはこの第7鉱区のシーンから持ってきたものなんですね。ヒロインであるヘジョン役を演じているハ・ジウォンはライムを髣髴とさせるようなキャラクターを演じています。髪型もライム・バージョンだったしね。
映画の出来で言うとエイリアンと比べるとドキドキ感は少ないし、謎の巨大生物の登場のさせ方もあっさりとしたもので拍子抜けしてしまった。それに生物学者ヒョンジョン役のチャ・イェリョンさんがすぐに死んでしまったのは不満(だって、美人なんだもん)。チャ・イェリョンさんって、どこかで見たことあるなと思っていたらロイヤルファミリーのコン女史の娘のチョ・ヒョンジン役をしていた人。
で、第7鉱区は実際に存在していて、日韓共同開発するということだっのだけど、日本側の都合で1986年以降放置プレイとなっています。かなりの資源が眠っているのに・・・。というのも日本は日韓条約期間が終わる2028年以後、第7鉱区に対する領有権を主張するようです。主張する根拠は国際的な領有権の考え方が契約締結当時と違ってきたからというものらしいです。韓国が竹島と並べて兌鉱区についても取り上げないのはどういう訳なんだろうと不思議に思います。
映画のエンディングでこのあたりの事情の一端が字幕で流されます。政治とは無関係でいられないとう訳ですね。
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