ブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』を東急シアターオーブで観てきました。東急シアターオーブは渋谷ヒカリエにある劇場です。今回初めて東急シアターオーブに入りました。上の写真はエディー・クレンデニング(エルヴィス・プレスリー役)とケリー・ラモント(ダイアン役)のお二人。公演終了後にファンの前に出てきてファンサービスしている姿です。
でかいです! 私の席は2階席でしたが劇場は3階まであります。
1956年12月4日一夜の話
ブロードウェイミュージカル『ミリオンダラー・カルテット』のストーリーは1956年12月4日一夜の話を描いたもの。1956年12月4日一夜の話に何があったのか? 1956年12月4日、メンフィス・サン・レコードでエルヴィス・プレスリー、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュが集まってセッションをしたというもの。
詳しくは幻のミリオン・ダラー・セッション|趣味の部屋にきっちりとまとめたサイトがありました。勉強になります!
ロック界の大物が4人集まってセッションをしたということで歴史的な日付だそうです。(すいません、プレスリーしか名前を知らないロックじゃない私でした)
出会いと別れの話
物語は偶然にもサン・レコードのスタジオに寄り集まったエルヴィス・プレスリー、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュ達とサンレコードのオーナー、サム・フィリップスとの間で繰り広げられる人間関係。サム・フィリップスは音痴だけど音楽の天才を見出しその才能を引き出す類まれな力を持っている。エルヴィス・プレスリー、カール・パーキンス、ジェリー・リー・ルイス、ジョニー・キャッシュを見出し育てたのはサム・フィリップスだった。
エルヴィス・プレスリーはサンレコードの借金返済のためにRCAへ移籍してしまっており、ジョニー・キャッシュはサンレコードからコロンビアへ移籍することを言い出すタイミングを図っており、カール・パーキンスはサンレコードとの契約が切れたらやはりコロンビアへ移ろうとしていた。そんな事情がカルテットのロックンロールのセッションの合間に展開していく。
そして、ジェリー・リー・ルイスは空気を読まずにオレがオレがの性格を遺憾なく発揮してみんなから疎まれていた。
ロックンロール!
お話はどうでもよいと言うと言いすぎですが、1950年代のロックンロールが当時のファッションと髪型で全編で繰り広げられるのがとても見ごたえと聞きごたえがあります。
最初は仕事モードからなかなか気持ちが切り替わらなかったのですが、聞いているうちに体の芯が熱くなってきました。そして、癒される感じがしてくるんです。ジェリー・リー・ルイスのワイルドなピアノ演奏とカール・パーキンスとの掛け合いがなかなか秀逸。
そして、演奏中のパフォーマンスがなかなかノリノリでいいですし、最後のほうでみんなが、アクロバティックな体制で演奏するのがインパクト抜群でした。
久々に心が潤ういいステージを見させていただきました!
グッズも販売しておりました。
そして、地方の方にも朗報です。『ミリオンダラー・カルテット』の鑑賞と宿泊がセットになった、「S席鑑賞券付き宿泊プラン」があります。今年オープンしたヒカリエもばっちり買い物できまっせ~。
[PR by ブログタイムズ]
コメント