「エルミタージュの猫たち~女帝と猫と名画の奇妙な物語」観ました!

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「エルミタージュの猫たち~女帝と猫と名画の奇妙な物語」BSプレミアム  9月19日(水)午後9:00~9:59を先ほど観ました!普通にエルミタージュ美術館に住んでいる猫の話かと思っていたら後半はサンクトペテルブルグの話まで広がってびっくり。ちょっとした驚きを私は覚えました。

エルミタージュとサンクト・ペテルブルク (ユーラシア・ブックレット)
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最初はエルミタージュ美術館とその収蔵品をネズミから守っている猫たちのお話。猫たちは50匹以上いて、それぞれねぐらとエサがきちんと与えられており、専属の職員と医療担当員までいるといういたせりつくせり。そして、全ての猫は捨て猫で過剰な猫は里親を募集しているそうです。猫好きにはたまらない!猫の住むロシアの美術館「エルミタージュ美術館」 – NAVER まとめによれば

エルミタージュで保護された猫には、皆写真付きの「身元証明書」が発行される。

おお~エルミタージュの「身元証明書」付きの猫って、なんだかレアな感じですごくないですか?気軽に譲ってもらえるのなら里親になって見たいものですが、検疫とかでいろいろいと大変そうな気がします。

そして、エルミタージュ美術館の創始者、女帝エカテリーナ2世が猫を「絵画護衛官」に任命したとのこと。この女帝エカテリーナ2世はだんなを追い出して皇帝になったお人なんですね。すごい人。

エルミタージュ美術館には40作品ほどが猫を描いたものがあるそうで、そのうち10作品ほどは女帝エカテリーナ2世が購入したもの。番組で紹介された絵の中の猫は生還な感じだったりちょっと不気味だったりして、可愛いニャンコというのはいませんでした。そのかわりサンクトペテルブルグの街中には可愛いニャンコの絵が売られていました。

そして、驚きの後半へ。

第二次大戦中、サンクトペテルブルグはドイツによって封鎖されます。エルミタージュ美術館の収蔵品は疎開はしているのですが、大変なのはサンクトペテルブルグの市民たち。封鎖されているので食料が1日125グラムのパンが配給されるのみとなる。そして、猫が食肉として売買されるようになりサンクトペテルブルグには猫がいなくなる。

ソ連軍の反撃により封鎖が解除となるが市民の1/4が死亡し死体を埋葬することが出来ない状態となり、ネズミがあっというまに増殖して大変な事態に直面。この事態を救ったのはソ連の各地から列車に満載されて運ばれてきた猫たち。だから、サンクトペテルブルグには猫の日がある。

まさに身をもって救った猫たちの物語。いやーー、すごいわ。

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