今回のチャングムは「母と上司をみつめて」
ヨンエさんにミコ役をやっていただきたいと思っています。奇妙な関西弁をしゃべれなくてもOK。マコは草薙くんで全然OK・・・。←と、チャングムとは関係ない話で始めてしまった。
今回は母親のテーマがかなり濃厚に表れた回でしたね。窮地に陥ったときには思わず「オカーサン」と叫んでしまうあの気持ち。「オトーサン」とはほとんどの人は言わないでしょう。それはそれで悲しいのですが、事実だから仕方ない。チャングムが競い合いに勝てたのは母親の力と上司であるハン尚宮(サングン)の育成力。
そして、泣き虫、甘えん坊のヨンセンは上司でもあり、母親代りでもあったチョン最高尚宮(チェゴサングン)がいなくなると分かって大きな悲しみに浸ります。二人が抱き合うシーンはホロリと来てしまいます。
今回は母と上司という切り口でチャングムを迫ってみます。
| 宮廷女官チャングムの誓い (特別編) | |
![]() | NHK出版 日本放送出版協会 2005-12 |
母
チャングムは母親というのが隠れた大きなテーマとなっています。儒教の国なのでしょうか。日本も儒教に影響されている国ですから、日本にチャングムが受け入れられた理由の一つかもしれないですね。今後も繰り返し母親がテーマとして出てきます。
- 母親の甘酢で勝利にしたのもつかの間。次の焼き物料理の勝負で痛い敗退。もう一敗もできない状況で頼ったのは母の料理。
それは竈の下の土を辛味として使うもの。皇太后は特別な食材を使わずに素晴らしい味を出したとしてチャングムに軍配を上げる。
→竈の土って、それが特別な食材なんですけど~~。 - 最後のデザート勝負はあの「野いちご」で挑む。
6番目の料理も石鍋に入れて出すというアイデアで勝利。石焼ビビンバは韓国でも最近考案されたとのことなのでこれはドラマのフィクション。
さて、最後の料理ではチャングムは料理そのものでの競い合いから、コンセプトの戦いに場を設定変更しています。この土俵に乗ったのが中宗。チャングムが母が最期に食べてくれたのが、粗末な野いちごであったが微笑んで食べてくれたと語る。そして、王様も母のように民をお守りくださいとお願いする。この言葉にさすがの回りの女官たちもしんみりとしてしまう。そとして、一番感じ入ったのは中宗。なんと、チャングムのことを国一番の水刺間の女官だとまで言わしめることに。 - ヨンセンとチョン最高尚宮(チェゴサングン)との別離
王の側室になる以外は母になることはできない女官。チョン最高尚宮(チェゴサングン)はヨンセンのことを実の子と思い、そしてヨンセンは最高尚宮(チェゴサングン)を実の母と思っていたのが強くわかる抱擁シーンでした。思わずホロリとするシーン。ヨンセンの甘えん坊ながら優しさが伝わってきました。 - イメージキャラクター作りに励むトック妻
チャングムのイメージで販売拡大をもくろむトック妻。たくましい母が現されています。
上司
男性視聴者が多い理由として挙げられることが多いのが組織の中の上司を描いていることと権力闘争。私は母のテーマで十分男性のハートはゲットできているとおもうのですが、いかがでしょうか?
- 「この競い合いはチャングムのものです」
ここまで部下に任せられる上司というのは少ないでしょう。チャングムの能力とそこまで育成した自分への自身がなせる技。
ただ、このあとのハン尚宮(サングン)は最高尚宮(チェゴサングン)になる資格はないの理由に競い合いを実際にはやっていないではないかという指摘につながるんですよね、この判断の結果として。 - 「毅然としながらも融通を利かせなければならない」
チョン最高尚宮(チェゴサングン)がハン尚宮(サングン)へ最期の教えとして送った言葉。チョン最高尚宮(チェゴサングン)の人柄がしのばれるのと、的確にハン尚宮(サングン)の性格を見抜いて今後指導者としてやっていくにあたり障害となる部分を指摘している。多分、ハン尚宮(サングン)があのままやり方でやっていくと着いていけるのはチャングムくらいで他の女官たちは萎縮してしまうことになるだろう。ミン尚宮(サングン)あたりがバッファになればいいのだが、そこまで今の彼女に期待するのは過剰な期待と言える。変わるべきはハン尚宮(サングン)だとチョン最高尚宮(チェゴサングン)は教えている。
感激したハン尚宮(サングン)が礼をしようとして、「病人にするものではない」と言われて顔の前に手を上げたまま泣くシーンは最高のシーンでした。 - 根回し
結果としては効果はなかったが、女官長とチェ尚宮(サングン)をチョン最高尚宮(チェゴサングン)は訪問してハン尚宮(サングン)をお願いすると根回しをしている。今までぶつかってばかりいる2人に頭を下げるのは辛いところがあるが上司としての最期の務めをきちんと果たそうとしている姿勢には学ぶべき点が多い・・・・←と書くのは簡単だけど実践は大変。
チェ尚宮(サングン)の逆襲
実力(+チェ・パンスルの勝手に策略)で勝ちに行って、弟子のチャングムに負けてしまって呆然とするチェ尚宮(サングン)。しかし、このまま引き下がらないのは一族を背負っているのと自分のプライドのため。
普段から世話(=金銭やら権利やら)をしている尚宮(サングン)たちにハン尚宮(サングン)の最高尚宮(チェゴサングン)就任を認めないように働きかけをする。尚宮(サングン)たちもハン尚宮(サングン)の出身が奴婢であることと競い合いに実質参加していなかったことを理由に反ハン尚宮(サングン)連合を結成し、就任式のボイコットという暴挙に出る。
→ノーカット版を見直したところ、女官は通常は中人がなるもので、チョン最高尚宮(チェゴサングン)のように両班がなるのは珍しいらしい・・・。
誰もいない就任式会場で呆然としているハン尚宮(サングン)。そこに現れたチョン最高尚宮(チェゴサングン)は反ハン尚宮(サングン)連合の集会場へ殴りこみに。激怒のあまり崩れ落ちるチョン最高尚宮(チェゴサングン)。さあーー、この対決はどう決着つくのか次回のお楽しみに。
皇后の野心
史実でも、この皇后は権力欲が強かったらしくて、息子を王に据えて後ろから操縦していたようです。前回あたりから競い合いに関わりを持ってきた皇后。女官たちの最高責任者としては当然だけど、そこは皇太后がドーンといて、しゃしゃり出ることは簡単には出来ない。しかも、皇太后には重鎮のオ・ギョモや大商人のチェ一族がついていて一大勢力となっている。皇后は3番目の皇后であり、宮中での権力基盤はこの時点では頼りないものだと想像できる。
皇后がこの競い合いに権力を奪取する一大好機と見ていたのは想像できる。今回の競い合いでも皇太后の発言をうまく誘導したり中宗の発言を利用して皇太后の思惑を逸らそうとしているのが見て
取れる。
今後の皇后の行動も要注意です。見所満載ですね~~。

コメント
宮廷女官 チャングムの誓い 第21話「野いちごの味」
20話から間が空いてしまって ストーリーを忘れかけちゃいました。 前回のあらすじを見てたら 蘇ってきました!! 前回イイところで”つづく”でしたからねー。
stanakaさん、こんにちは。
>皇后がこの競い合いに権力を奪取する一大好機と見ていたのは想像できる
チャングムの味方をしてくれる皇后様、
初めて見た時は、何て優しい人なんでしょと、
単純に思ってましたが、
今回見てると、中々侮れない人だと、改めて感じます。
stanakaさん、こんにちは。
あれだけまっすぐにチョン尚宮の胸に飛び込んでいけるヨンセン、幼子とは良く言ったものですね。ああ、今思い出しても涙が・・・
チャングム祭りの記事(チャングムな焼肉屋さん情報)に目が釘付けになりました。美味しそうですね♪ 家の近くでもやって欲しいです。
チャングム21話
第21話 「野いちごの味」 なんて頼もしい、皇后様烈 ハン尚宮なしで競い合いを続けられたのも皇后様の発言があってこそ。 緑の服着て無害な微笑み浮かべている人よりずっと頼りになるわぁ♪ などと思っては…
チャングム第21話を見て
第21話「野いちごの味」 チャングムの母ミョンイが大きく影響した競い合いでした。
stanakaさん、こんばんは。
チャングムに最後までやらせる、というハン尚宮の決断は、例えばこの前の使者殿の接待のような場面なら問題なかったんですよね。
やっぱりハン尚宮は自分が遅れた事でもう最高尚宮に選ばれないだろうと考えてたのかな、と思ってしまいます。
それとも奮闘するチャングムに感激してどうなるかは考えてなかったのかな。
ハン尚宮が今置かれてる状況が辛いですー。
pandaさん
皇后はこの頃はまだデビューしたてというような感じで、皇太后の顔を窺いながら一歩一歩自分の地歩を固めている様です。
ふみえさん
泣き虫で甘えん坊のヨンセンですが、思わぬ強気を見せるところもあり侮れない子です。
チャングム祭りは家族で行きたいな~~と思っているのですが、いつもあそこは混んでいて駐車場に入れるのも一苦労なんですよね。
今ホームページわチェックしたら掲載されていますね。全国でやっているのかな??
けいさん
ハン尚宮(サングン)がどういう判断でチャングムに全てを任せたのかは私も疑問に思っていました。ここまでやったなら、料理のコンセプトはチャングムの考えのベースで行っているのでハン尚宮(サングン)が手を出しても壊すだけなので敢えて任せたのか・・・。どうでしょう??
ハン尚宮(サングン)はここが踏ん張りどころ。来週も見逃せませんよ!!
宮廷女官 チャングムの誓い 第21話
サブタイトル・・・「野いちごの味」
チャングム(勝手に)名言集 第21話「野いちごの味」
ハン尚宮がいないことで皇太后はご立腹。
これに助け舟を出したのがまたまた皇后でした。カムサハムニダー。
第4戦は焼き物対決。
チャングムはカルビをマツタケに巻いて炭火で焼いたもの。
チェ尚宮は見た目は普通のエ…
『チャングム』では母と子、というテーマがかなり大きい部分として描かれていますよね。
今尚儒教の教えが息づいている韓国ならではのドラマだと思います。
チョン最高尚宮とハン尚宮の別れは本当に名シーンのひとつです。何度見ても感動しちゃいます。
チャングムの誓い
第21話
チャングムが勝つ度に悪いやつらが同じ表情と微妙な動きをするのがおかしいでもチェサングンのとろけるお肉美味しそう私まだそんなお肉食べた事ないんだもの
皇太后様「次はチェサングンの味からみさせ…
24日放送『チャングムの誓い』ウォッチング・レポート
本日放送の『チャングムの誓い』は、2週間ぶりの放送となりました。今回で21話目(
stanakaさん こんにちは!
本当にある意味、代理の代理戦争ですよね。
独特な女官の世界で繰り広げられる戦いだけに
女の戦いは死んでからも続くのだな、
色々な意味で凄いな、と思ってしまいました。
チェ尚宮もその昔、ミョンイが殺された(と思っていた)時には
涙を流して悲しんでいたんですよね・・・・・・
当時の最高尚宮に涙ながらに訴えて「チェ一族の生きる道だ」とたしなまれて。
それが今ではいっぱしの悪になってしまって。
クミョンもゆくゆくはそうなってしまうのかと思うと
何だか悲しいですよね。
チャングムの誓い 第21話 「野いちごの味」
スラッカンの最高尚宮を実力で決める競い合いは、
(ハン尚宮+)チャングム(+ヨンセン)組が、チェ尚宮+クミョン組に4勝3敗で勝利しました。
WBCで準優勝したキューバ
(最初は入国
『チャングムの誓い』(大長今)21話みましたぁ!
『チャングムの誓い』(大長今)21話…..『野いちごの味』
皇太后様はハン尚宮様(ヤンミギョンさん)が料理対決で料理を作っていないことに気がついてしまってお怒りのご様子で…自分のことを育ててくれた尚宮様…
アンフェアにはアンフェアを〈地上波第21話〉
今回も「チャングム」と一見わからないタイトルをつけてみましたw 前回見たときは最終対決の結果と料理にのみ気持ちがいってい
おはようございます(*´∇`*)
こちらもやっと来る事が出来ました。
権力闘争?真っ只中で代替わりを目前にし、まずはあなた(夫)が変われと、いちパートのおばさんが奮闘しております。
難しい言葉はわかりませんが、子供の頃から経営論を叩き込まれた私は、自分なりの経営論があります。もちろん社員側として働いていた経験もあり、双方の考えを考慮した経営論だと勝手に思い込んでいるのですが(^▽^;)
社長(義父)に私の経営論は粉々に砕かれ、落ち込んだ時期もありましたが、とにかく進むしかないんだと、社長と喧嘩しながら一歩一歩進んでいた時に、このドラマに出会ったんです。
私に更なる勇気を与えてくれたドラマだったなぁ~と、なぜかstanakaさんの今回のエントリーを見て思い出しました(*^-^)
社長との勝負には勝ったようです・・・
チャングム**21**
地上波チャングム21話は『野いちごの味』です。
チャングムの感想を書くのが久しぶりです。
チョッピリ緊張してますの(〃∇〃)
途中の19,20話が残っているのですが・・・まずは忘れてしまう前に(^▽^;)
21話を…
ちょしさん
儒教なんでしょうね。欧米の人ならどんな反応するのかなというのは興味があります=普遍的なてーまなのかどうか?
JULIEさん
>女の戦いは死んでからも続くのだな
これは重い言葉ですね。見直してみるとミョンイがチャングムに手を貸して戦っているんですよね。新たな発見を今回しました。
okoさん
経営論についてはサラリーマンの私よりも実践しているokoさんの方が直感的にわかるのでしょう。
数字で結果は出てきますから勝負の判定もしやすいでしょうね。
・「宮廷女官チャングムの誓い」21話「野いちごの味」
NHK総合テレビで放映されている「宮廷女官 チャングムの誓い」。昨日2006年3月24日(金)放送は、第21話「野いちごの味」でした。※ドラマのチャングムをご覧になっていない方は、スミマセン!この記事、読み…
チャングムの誓い 第21話 「野いちごの味」
チャングムの誓いのキーワードは、「母」だと思うの。
「残った食材で、なんとかすべきだ」皇太后さま、ごもっとも。
「それなら、競い合いをする意味がないではないか」
「一言申し上げても良いでしょうか」シャリシャ…
宮廷女官チャングムの誓い 21話
今回は初回視聴の時とほとんど感想が変わらない。
それだけキャラクターのイメージや、ドラマを見る視点が定まってきたということなのかな。
stanakaさん、コメントありがとうございました。
「チャングムの誓い」、最初から最後まで、母がついて回りますね。
皇太后さまの判断力、、、。
それは、多分、主観にすぎない気が、、、。
韓国ドラマ人物の論理展開が、日本とは違って
そこが私の見所です。
後ろ盾のないチャングムが、
自らの論理展開で、いかに壁を乗り越えて、
権力に抗していくか、それも楽しみなところです。
それでは、ながながお邪魔しました。
こんばんわ。
お伺いするのが遅くなりましたが、トラックバックありがとうございます。
こちらからもトラックバックさせていただきます。
今放映されている話しの皇后は、なかなかしたたかな人だった様ですね。
チャングムの味方になったのも、恩だけではなく、彼女の潜在パワーを見込んでのものなのかも知れませんね。
僕は完全版をまだ見た事がないのですが、色々な人のブログを見ていると、結構大事な部分が日本での放映ではカットされたりしてるんですね…(^^;。
チョン最高尚宮の出番も残り少なくなりました
放送が1週飛んで、前回、思いっきりネタバレしてた予告編ですが、実際に最高尚宮に就任するまでには、まだまだ紆余曲折がありそうな展開です。
以前のエントリーで、チョン最高尚宮は、このドラマの中で最も気に入っ…
チャングム・国いちばんの女官!
昨夜放送のチャングム、第21話 「野いちごの味」
そういえば私はずっと勘違いをしていた…
この番組を見始めた頃、
宮廷女官・チャングムの誓い を
宮廷料理人・チャングムの誓い ・・・だとばかり
思い込んでいた。
…