ドラマのスタートは次々と部下に指示を下す、”できる王様”粛宗(スクチョン)として登場。そして、天を見ておもむろに「今後、日傘は無用だ」と言い放ち「日の光にあたらねば、男なら少し浅黒いくらいがよかろう」って、恋するバカ男だった・・・。トンイのことになると威厳がなくなる”だめな王様”粛宗(スクチョン)でした。
一方のトンイは書物をうず高く積んで、側室として「内命婦(ネミョンブ)」の勉強。トンイといえども一筋縄ではいかないようです。朝鮮王朝が出来て粛宗(スクチョン)の時代で約300年経過していますから、それだけプロトコールは複雑かつ精緻化されていたのでしょう。本質的な知識ではないけど知らないと刺される世界ですから丸暗記するしかないですよね。
そして、粛宗(スクチョン)からもらった指輪を見て微笑むトンイ。
トンイのお付きの女官の選択をどうするかをハン内官が尋ねる。チョン尚宮とチョンイムがお付きになると申し出る。
それに対して、トンイは志をあきらめさせたくないと断る。「信頼を出来る人が必要なら自らの力で信頼を築きます。私が監察府に入った時と同じです」と言うが、側室ともなれば、そんなきれいごとを言う場合ではないと思うのだけど。仕事でもそうだけどリーダだけではどうにもならなく、片腕となる部下がいないと仕事ができないことと一緒だと思うが。
南人派はトンイの弱点を探りだそうと動き始めていた。そして、左遷されたチャン・ヒジェは周りからあてつけされてカリカリしていた。やっぱり、この人は器の小さい人なんですね。オクチョンにこんな兄しかいないのがアキレス腱なんだな。
トンイの周辺で異変が発生。女官が病を患う。医官は原因のわからぬ疫病と言うばかり。さらに、トンイ付に配置された女官たちは行きたくないと大クレーム。
そんなトンイにとって困った事態の時にポン尚宮とエジョンがやってきてトンイの世話をすると申し出てくる。二人は監察府からトンイ付の女官になることによって将来を切り開くつもり。トンイを占ったら天に上る龍というご託宣が出ているとポン尚宮は主張。その占いは当たってるぞ。
ユン氏がお付きのものと何やら相談をしている。実は今回のトンイ周辺の女官たちの疫病はユン氏の悪巧みの模様。下手な考え休むに似たりとならなくてはいいが。
そんな中、粛宗(スクチョン)はトンイを宮殿の外へ呼び出し例の酒場で酒盛り。そこにはファン・ジュシクとヨンダルも同席。粛宗(スクチョン)の気遣いだろうが、ヨンダルが気安くトンイの肩に手をやったり手を握ったりしたことを気にして手を切り落とすと言ってしまうのは、まだまだ修行が足らないのか、それだけトンイを大事に思っているからなんだろうね。
粛宗(スクチョン)がトンイのことをものすごく大事に思っているエピソード。
そんなところへ雷雨がやってくる。近くの安宿に避難するが止みはしない。雨に濡れた髪を拭うトンイを見て、胸キュンしてしまう粛宗(スクチョン)。いやーーハン・ヒョジュさん色っぽい演技をうまくしましたね。なんだか、妙にドキマキする粛宗(スクチョン)。
「おまえといて一度も嫌な時はなかった」と言い切る粛宗(スクチョン)に照れた笑いを見せるトンイにさらに胸キュンする粛宗(スクチョン)。
粛宗(スクチョン)に注ぐ酒を溢れさしてしまい、慌てるトンイに思わずキスする粛宗(スクチョン)。目をつむるトンイ。いやーーー、とってもいいラブシーンですね。
好事魔多し。世子のところでトンイの女官たちと同じ症状を持つ者が出てしまった。これで、トンイに対する攻撃がなされるかもとチョン尚宮が心配する。
オクチョンは粛宗(スクチョン)にトンイ周辺で発生している疫病の件について任せてほしいと申し出る。この疫病騒ぎを利用してトンイへの罠を仕掛けるつもりなのか?
トンイは疫病の正体を見極めようとするが手がかりがない。
シム・ウンテクを迎えにソ・ヨンギとチョンスが義州まで行く。危うくシム・ウンテクが殺されるところを救うが、殺される理由は清国からの使節団が来たことによるとシム・ウンテクは推測する。
一方、宮中では疫病の件でトンイ周辺の女官が取り調べを受けることに。疫病をネタに取り調べするとはかなり強引な論理展開。
トンイは思い余ってオクチョンのもとへ直談判。義禁府(ウィグムブ)にとらわれている女官を解放してほしいと申し込むが、案の定、断られる。そんな、オクチョンに時間をくれれば解決すると願うと引き換えに何をくれるのかとオクチョンは切り返す。
「命をかければいいのですか?そうすれば女官たちを返してくれますか」
と啖呵をきるトンイ。さーーて、この対決はどうなりますか。
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