朱蒙(チュモン) 第41話

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今回のチュモンはそれぞれの試練

試練がチュモンとソソノに降りかかります。その、試練に対して時機を読まずに行動すると余計に厄介なことになってしまうと、ヨミウル様は繰り返し伝えています。ヨミウル様のアドバイスを受けることのできるチュモンやソソノであっても従うのが難しい局面があるのにヨミウル様のいない私たちはどう対処すればいいのだろうと現実生活に投影して考えてしまう私。

流れに逆らったアクションは百害あって一利なしというのはわかるけど、では何か起こるまでじっと待つというのも大人の態度ではないと思うのだけど。先を真剣に見通し、その上で行動しろというのが標準的解答かな。

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朱蒙〔チュモン〕第二章 後編(1)

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人質問題

漢から人質を要求されたテソ。テソはチュモンに打診をして了解を貰います。

しかし、大使者の不得不は別の観点をテソに提示します。それは、危険な敵手元に置いて監視下におくようにすること。では、替わりに送る人質は誰がいいのかという点については、ヨンポを候補にあげる。役職無く、問題ばかり引き起こすため、厄介払いできて一石二鳥という計算。

ヨンポを人質として漢の長安へ送るのがテソにとって最善手だと思うが、王妃によってひっくり返される。王妃は息子のこととなると扶余としての全体最適ではなく母親としての局所最適に拘る。また、扶余と出身部族の馬加の利害がぶつかると馬加の利害を優先してしまう。これがテソの手足を縛るのだが。クムワ王は人質の話を聞くとテソを呼びつける。クムワ王の論理は一つ譲歩すれば、それで終わるわけではなく次から次へと要求が出され最終的には属国化になってしまうというもの。日本とどこかの国の関係みたい。外交の原理原則は昔から変わっていないということかな。

対外強行派のクムワ王 vs 融和(弱腰)外交派のテソの世界観の違いが現れている。テソはクムワ王のロジックに対して明確な反論はせずに、自分を無思慮な人間だとは思わないで欲しいと言うのみ。とはいえ、実権を握っているのはテソであり論破してもテソが納得しなければどうにもならない。

ヤン・ソルランはチュモン憎しで固まっており、漢の皇室には人質のチュモンは先日の戦争首謀者だと通告している。チュモンが長安に行けばどんな扱いを受けるかはわかるもの。

クムワ王はチュモンに人質は忍耐する想定外の事態だと言って逃げるように諭すが、チュモンの意志は固い。ユファとクムワの安全と宿敵である漢を良く知るために行くと伝える。

ケルの危機問題

ソンヤンの差し金によりヒョント城のヤンジョンからヨンタバル商団に対して、商売の禁止、商品の没収、行首の投獄が実施される。理由はケルが扶余の軍商を務めたから。先の扶余国外退去に続く痛手。ソソノはソンヤンに対してもう耐える時期は終わりにして軍事行動に出ようとするが、ヨミウルからまだその時機ではないと止められる。

テソ襲撃事件

ヨンポはトチを使ってテソを襲撃して暗殺することを企む。テソが卒本へ出掛けることをキャッチしたヨンポはケルの仕業に見えるよう偽装することを指示。

襲撃当日、優勢に作戦が進が、ヨンポが何か仕出かすことを察知していたチュモン、オイ、マリ、ヒョッポはテソに加勢する。あっと言う間に形成逆転。チュモンの見事なダブル矢で、すかっとする。

そして、テソが扶余宮に戻るがケルに疑いがかかっていると思い込みたいヨンポは何食わぬ顔で心配していたとテソ(帯素)に言う。そこへ、ナロが連れてきたトチとハンダンが連れてこられるのを見て仰天するヨンポに先ほどの返事とばかりに突き出された鋼鉄剣。ヨンポ、絶体絶命のぴーーーんち!!

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