先週末(2016/3/4)に久々に家電のイベントにモノフェローズとして参加させていただきました。
かなり気合の入ったイベントで、その気合度は会場で配られたお弁当にも見ることができます。
食べきれない(本当です)量と五穀米でツインフローを表現してたりしてすごいです。今回の霧ヶ峰に対する三菱電機の意気込みが伝わってきます。
霧ヶ峰の何が凄いのか?
「暑がりさんと寒がりさんとの共存を可能」
例えばずっと部屋の中にいた人と寒い(or 暑い)外から帰ったばかりの人が一つの部屋に居たら? 外から帰ったばかりの人は急速に暖まり(冷やされ)たいし、部屋でずっといた人は今のままでいいという矛盾した要求がルームエアコンに求められます。
これをツインフローと従来の4倍の解像度にした赤外線センサー「ムーブアイ極」が実現しました。
体の末端の温度をセンシングすることによりその人が寒い(暑い)と感じているかを検知し、それぞれの人の感じ方によってツインフローで快適な風を送る仕組みになっています。
「消費電力を一挙に改善」
上のスライドにあるように省エネはあまり進んでいなかったのが、今回の霧ヶ峰で5年分の進化を1年で達成したとのこと。
熱交換器をW字に形状変更することにより省エネを向上できたとのこと。
また、従来はラインフローモーターであったのを上の写真のようなプロペラファンを独自開発し省エネ性を向上。
解体ショー
マグロの解体ショーならぬ、霧ヶ峰の解体ショーが実施されました。↓こんな姿でやってくれました。
こんな感じで解体ショーが進められました。
解体されたプロペラファンを見ているとこんな切りかけがありました。担当者によるとこれは風切り音を押さえるための工夫だとのこと。そんなことにも、気づかせてくれた解体ショーでした。
お洒落なルームエアコン FLシリーズ
お洒落な住宅に住んでいる人からすると従来のルームエアコンはデザイン的に問題が合って取り付けられないとのこと。だから、熱いの我慢しているって・・・
でも、そんなお洒落な住宅にも適合するデザイン性を追求したのがFLシリーズ。デザイナーは正面に吹き出し口が見えるのが問題として見えないデザインを追求。そのデザインを活かしつつエアコンとしての機能性も担保するためにインナーフラップ構造を編み出したそう。
また、ボディの表面仕上げもこだわっています。上品なヘアライン仕上げとなっています。
細部までこだわった霧ヶ峰。日本の家電メーカーの方向性の一つが示されています。成功することを祈っています。
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