イ・サン 第49回「新たなる敵」

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今回のイ・サンは「俺じゃあ、だめかな・・・」

うじうじ、してないで押し倒せテス!!と無責任なことを画面に向かってつぶやいてしまった。まあ、そんなことしたらイ・サンとテスとの関係がおかしくなってしまうし、幼友達としてつきあってきたテスとソンヨンだからそんなことはできないよね・・・・。

ヒョイ王妃とヘビンはイ・サンの側室を巡ってまったく違うタイプの女性を押す。ヒョイはもちろん茶母のソンヨンで、ヘビンはホン・グギョンの妹のウォンビン。選んだ理由もまったく違う。

  1. ヒョイはイ・サンを癒せる人という観点
  2. ヘビンは政治的な閨閥作りを目指すもの

今回のお話で意外だったのはホン・グギョンの妹であるウォンビンをイ・サンの側室にという話はホン・グギョンからではなくヘビンかせ出た話であり、ホン・グギョンはむしろ戸惑っていること。外戚になるとホンメグギョンの権力はかなり強大になりますが、野心を抱いているホン・グギョンとしては受け入れの方向でしょうね。

そして、さらにソンヨンまでもがイ・サンの傍にいられるならということで側室を受け入れる発言をなんとテスにしてしまう。動揺するテスはこれが最後とソンヨンに告白しちゃいますが確実に叶わぬ思いになりそうですね。

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チキン・レースをする老論派とイ・サン

イ・サンが行った両班の庶子を登用する人事政策に反発した老論派の重臣たちは辞表を提出して朝廷の仕事をしないというサボタージュを行って抵抗する。対するイ・サンは老論派に追いやられていた地方の南人派の登用と大規模な科挙による新規官僚の大量採用により対抗。イ・サンと老論派はお互いにどちらが先に振り上げた拳を下すのかというチキン・レースの様相となる。

この状況を打開するために動いたのが老論派のチェ・ソクチュ。儒学者から尊敬を集めているかつての老論派リーダであったチャン・テウの支援を仰ぐことにする。チャン・テウの号令により科挙を受ける儒学生は激減し科挙自体が成り立たなくなってしまう。さらに、地方の南人派の登用は都に来る途中で難癖をつけて拘留するという暴挙に出てイ・サンの打ち手をことごとく打ち砕く。

やはりチェ・ソクチュの方がイ・サンよりも老練。イ・サンは老論派が動揺している時にチェ。ソクチュの対抗馬に「助かりたかったら切り崩しに協力してくれ」と耳元で囁くだけで切り崩せたと思うのだけど、イ・サンはそんな技は使わない人。あくまでも直球勝負の人だからなー。

チャン・テウという新たな敵が登場した今回のお話。どれぐらいイ・サンを困らせてくれるか楽しみです。

コメント

  1. Sayopee より:

    政治の話より三角関係が気になってしまいます(笑)。相方は、恋愛関係パートになると「くさくて見てられん」とぼやきますが(^_^;)。
    テスとしては本当につらいところでしょうが、サンを守るという子どもの頃からの約束を守っている立派さは変わらないので、頑張ってほしいです。
    ソンヨンには画師として大成してほしいけど…それはチャングムか(笑)。

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