今回は再生を中心に評価してみます。
まずは受信感度。我が家はマンションの1階です。まわりを鉄筋で囲まれた環境なのでラジオにとっては厳しい環境かと覚悟していましたが案の定厳しかったです。かなりノイズが入ってしまいます。外部アンテナを使ったりしましたが、それほど改善されません。窓際に外部アンテナを置いたりしましたが方向が少しでもずれると受信感度が落ちてしまいノイズが入ってしまいます。できれば付属のケーブルの長さをもっと長くしてもらい完全にアンテナを窓の外へ出せるようにしていただければいいかなと思います。
念のために庭に出て外ではどうかと確認したところ抜群の感度で入ってきます。ノイズなしです。マンションで本機を使う方は多いと思われますのでこのあたりは改善して欲しいポイントです。
SONY ポータブルラジオレコーダー 4GB R50 ICZ-R50
それでは語学学習に便利な再生機能を見ていきましょう。
A-Bリピート機能
語学学習は反復練習です。単語を覚えるのも文章を暗記するのも反復して練習します。韓国語の先生にすぐに忘れてしまうのですけどと相談したことがありましたが、返ってきた回答は忘れたらまた覚えればいいということ。私の歳になるとかなり暗記能力が落ちてきているので反復も半端なくやる必要があります。
さらに繰り返すことにより最初は聞き取れなかったネイティブの発音が段々と聞き取れるようになります。この繰り返し学習をサポートしてくれるのがA-Bリピート機能です。
リピートを繰り替えしたい始点Aに来たところで、A-Bボタンを押すと「A-B B?」が表示され終点B待ちとなります。A-Bボタンを押すとリピートモードとなりA点とB点をあなたが気の済むまで繰り返してくれます。
速度調節機能
ネイティブのしゃべり方が早くてどうしても聞き取れない場合や和訳を見ながら聞き取りたい場合にゆっくりと聞きたい場合があります。韓国語の場合は文法がほとんど日本語と同じなので和訳を見ながら韓国語を聞くとかなり聞き取れた気になります・・・あくまでも気になるだけなんですけど。俺ってすごいかもなんて気になりたい、そんな場合には
速度調節(DPC)とあるところの「遅く」ボタンを押すと遅く再生されます。もちろん、「早く」ボタンを押せば早く再生されます。0.6倍速~1.4倍速くらいまでは私にとって、なんとか違和感なく聞ける範囲でした。語学学習ではネイティブのしゃべるスピードを遅くすることなくそのままで我慢して聞いていくのが良いとか言われていますのでこのあたりの速度調節は語学学習ではあまり使うことはないかもしれません。時間が無いときに普通の番組を早く聞くときに使うことの方が多いかもしれませんね。
でも、聞き取りながら書き取りする場合は遅くする機能を使ってしまいますね・・・。
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