駐日韓国大使館 韓国文化院が主催の2013年定期公演シリーズ –K-Cultureの魅力- 第一回「ハクエイ・キム(ジャズピアノ)」を聞いてきました。
ハクエイ・キムさんはお父さんが韓国人、お母さんが韓国人と日本人のハーフの両親を持ち、京都で育ったジャズピアニスト。
2012年6月に公開された日韓合作の映画「道〜白磁の人〜」のエンディングテーマの作曲/演奏を手掛ける。
今回はハクエイ・キムさんのジャズピアノを中心に以下の3人が参加したカルテットでのジャズを楽しませてくれました。
- サイモン・バーカー(Drum)
- 杉本 智和(Bass)
- ミン・ヨンチ(Chango)
この中でジャズとしては異色の韓国の民族楽器であるチャンゴ奏者が参加しています。私は単純に韓国のティストを付け加えるために参加しているんだと軽く考えていました。
でも、ミン・ヨンチさんの演奏を聞いた瞬間にそんな考えは粉々に壊されてしまいました。とってもジャズしているんです。特にサイモン・バーカーのドラムとミン・ヨンチさんのチャンゴやクェンカリ(てせ間違いないかな?)の掛け合いがとってもパワフルでスリリングなものでした。
また、ミン・ヨンチさんは打楽器だけではなく笛やラッパも演奏され、さらにスキャットまで幅広く披露してくれました。この人、すごいです。
曲は
- White Forest
- 道~白磁の人~ エンディングテーマ
- NEWTOWN
ここまでは比較的ピアノがすがすがしい爽やか系の音楽でしたが
- チャンゴ&ドラムス セッション
- 新韓楽
これらから激しくノリの良いジャズとなってハンマダン・ホール中を巻き込んでいきました。久々にいい音楽を聴いたという感じです。
この「ハクエイ・キム スペシャル カルテット」を聞くチャンスがあと一回、4/28(日曜日)にあります。
銀座 no birdで「ハクエイ・キム Special Quartet ~JKA 夢の共演~」というタイトルでopen 18:00 1st 19:00 2nd 20:30(入替なし)あります。
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