今回の馬医は身分制度の矛盾と非合理性、社会の進歩を止めてしまうものであることを鮮明にする内容でした。
お前は我々と違うから
ユン・テジュがクァンヒョンに告げた言葉が残酷です。
「実力があるとかないとかではない」「単にお前が嫌いなんだ」
「お前は我々と違う」
どんな努力をしても、どんなに能力があっても、奴婢というだけで撥ねつけられるとしたら、普通の人だったら無力感に襲われて諦めてしまうことでしょう。社会に貢献できる有能な人材が活用されずにスポイルされてしまう。
それでもクァンヒョンは医者になることをあきらめません。ミョンファンの元へ赴いて恵民署をやめるかわりに医官たちを戻すよう事態の収拾を要請します。恵民署はやめるが医者になることは諦めないというのがクァンヒョンのぎりぎりの選択。
賎しい馬医の診断に王様の命をかけるのか?
身分でもって判断の正しさを判定できるというのか? 身分に囚われて正しい判断ができないのは社会の進歩を押しとどめるもの。
医療は科学であり診断の正否は結果できちんとわかってしまうもの。いくら賎しい馬医の診断だから間違っていると言ってみたところで、事実は冷厳に結果として現れてしまう。事実の前に貴賤の違いはない。
だから、いくらミョンファンが反発しても自分の診断結果が顕宗(ヒョンジョン)の症状で否定されてしまっていることから、とことん反対できない。
ミョンファンもそのあたりはわかっていて、クァンヒョンやコ・ジュマンの診断がと治療方針が正しいとなるとミョンファンの立場はない。そんな結果を突きつけられたらどんなに言いくるめても釈明はできない。
さて、今後ミョンファンはどのような打ち手をうつのか?
クァンヒョン応援団
クァンヒョンを応援する人たちの色分けがここにきて明確にされましたね。
- 淑徽(スッキ)王女
大妃にクァンヒョンの処分撤回を直訴するあたりクァンヒョンへの好きという気持ちは本物。
ただし、大妃には日ごろの行いから信用ないので逆襲を食らってしまいましたが。 - ソンハ
儒生たちを集めてクァンヒョンへの処分に反対するという正義感の持ち主。恋敵なのに公平な人物なんですね。 - ウンソ
ウンソは実はソンジョの長男の嫁という立場から色々と情報を提供してくれることになるのかな?
緑のたぬき、ならぬ便がポイントとなったエンディング。次回は反撃かな?

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