ファン・ジニ 第19話「途切れた心」を観て、ミョンウォルとプヨンというのは対照的な二人であり、それぞれの師匠であるペンムとメヒャンに大きく影響されている点では同じだなと感じました。
天才 vs 策士の秀才
当然、ミョンウォル=天才、プヨン=秀才に今のところ策士という構図。さらに、ペンム=天才、メヒャン=秀才の策士あらため純粋 秀才という師匠たちの構図もある。
天才に秀才が立ち向かうためにプヨンは策士としての動きをして天才=ミョンウォルに立ち向かった。スキルで欠ける部分を策略で補おうとした。しかし、芸の師匠であり、策士としての師匠でもあるメヒャンに見事に策略はつぶされてしまった。策士としては師匠であるメヒャンを越えることはできなかったプヨンはさらにメヒャンの方針転換により勝負に勝ったにも関わらず女楽の行首にはなりそびれてしまった。メヒャンが宣言したように芸のスキルを磨いていくということを素直にプヨンはやっていくのだろうか。私の予想はプヨンは策を弄することはやめない。今後もメヒャンを出し抜こうとしていくだろう。
ミョンウォルは明らかに天才であったが、その天才を突き動かしている原動力は第一にペンムへの憎しみであり、第二に階級社会にあった。憎しみがミョンウォルのパワーであったためペンムが亡くなることによりパワーはなくなり腑抜けになっていった。
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師匠の手の上で踊る二人
結局はミョンウォルもプヨンも師匠を凌駕するほどには至っていなかったということ。ミョンウォルは先にも書いたように他社からパワーを貰って天才ぶりを発揮していたわけで、名前のとおり月と同じであった。セルフモティベート出来ない人であったのだ。
プヨンもまた師匠を貶める策を弄するが、メヒャンの察知するところとなり策を無効にされてしまう。挙句の果てに策など使わずに芸一筋に精進してこうなんてことまで言われてしまう。
ミョンウォルの立ち直り策は自己で完結した動機づけができるかどうかにかかっている。立ち直りさえすれば天才はそのままであるので優れた芸を見せることは可能。
対するプヨンは難しいところ。秀才がスキルで天才を打ち負かすことは基本に忠実に行っていくことしかない。そんなことをプヨンはするのか?きっと辛くなって策に溺れるかもしれない。
今後の二人の行く末が楽しみです。

コメント
stanakaさんおはようございます。
イチローとか北島って最初っから天才としての才能があふれていたんでしょう。だからいくら努力しても追いつくことが出来ない。そういう意味ではプヨンもメヒャンも同じような苦しみを味わってきたんでしょうね。
メヒャンはペンムの死によって彼女の意思を継がないといけないって思ったんじゃないかな?
ただプヨンはやはり策略の手をゆるめることなないでしょうね。否定されちゃうと私の今までの時間は何だったの?てなことになりますから。
とん子さん、こんばんは。
天才だけでは世の中は回していけなくて、天才の編み出したあるいは創ったものを普及させたり後世に伝えていくのは秀才や普通の人の役目だと思います。
で、プヨンなんですが見破られるような安易な策略はやめたほうがいいと思うのですが。