奇皇后 第13回 「届かぬ思い」レビュー

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今回の奇皇后は「タナシルリの蹉跌」でしたね。髪を下したタナシルリの姿はかなり色っぽい感じでした。演じているペク・ジニさんの素顔は可愛い感じの女性なので、いつもは傲慢な感じの皇后と今回のように打ちひしがれた女性を演じると落差があって、サプライズを感じてしまいます。

一方の皇帝はというと、ヨンチョル丞相と皇太后との間で再診するのしないのという綱引きの板挟みとなって弱音を吐いてしまうタファン。タファンをコミカルに描いているので深刻には受け止めにくいですが、こんなことが日常的に発生していると普通の人だと精神を病んでしまいそうです。

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タナシルリの蹉跌

タナシルリがパク・オジンに対して子供が流れてしまうよう策をろうしていたのが、とうとう実を結んだと喜び再診を要求するタナシルリ。

その根拠が主治医の脈診なんだけど、実はその脈を診るために差し出された腕はスンニャンのものだったというわけ。

名医と云えども腕だけでは他人と見破ることはできなかったのか、あるいはやっぱり藪医者だったのか・・・。

お蔭で公衆の面前で行われたパク・オジンの再診で身籠っていることが証明されて、タナシルリとヨンチョル丞相は赤っ恥をかくことになる。

ヨンチョル丞相は席藁待罪(ソッコテジェ)を受けさせると言い切って、その場を切り抜ける。

席藁待罪(ソッコテジェ):むしろに座って皇帝の許しや処分を待つこと。

ということなので、白紙委任状みたいなもんだけど、ヨンチョル丞相が権力を握っている間は、そんなにひどい処分をタファンは下せないだろうという読みからなんでしょうね。

しかし、これでスンニャンは皇后のために働いているふりをして実は裏切っていたことが明らかになるので、皇后からの苛めも一段落したら大変なことになるのではと思うのですが果たして。と、思っていたら先に兄のタンギセが可愛さ余って憎さ百倍とばかりに暗殺をしかける。
コルタのお蔭で回避できたけど今後も何回もあるのだろうか。

ワン・ユの凱旋

ワン・ユがペガン将軍たちをエサにしてチュルクを滅ぼしてしまう。ただ、パトル将軍ことヨンビスを解放したのは今後の高麗とチュルクとの関係樹立を狙ってのことか。

そして、大都へ凱旋する途中の妓楼でヨンチョル丞相から見捨てられて大荒れしているワン・ゴと出会う。

宮中は並の戦場よりも恐ろしいところと言い放つワン・ゴ。これからはワン・ユも刀による戦いではなく頭脳による策略を使った戦いの場に参戦することとなることを暗示するエピソードでした。

ワン・ユも加わった宮中の戦いは次回以降、どう展開するのでしょうか???

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