朱蒙 公式ノベライズ(中)を読了。2/3あたりまで読み進んで、そういえばヨミウル(汝美乙)(私はこのキャラが好きです)の活躍があまり出てこないなーと思っていたら、やっと記述が多くなったのでちょっと満足。
中巻では朱蒙(チュモン)が鉄器工房の爆破の責任を取らされて宮中を追放~ヘモス(解慕漱)との別れ~岩塩が産出する高山国を探しあて塩不足を解消する手柄を立て~朱蒙(チュモン)の自分探しの旅?!~臨屯(イムドゥン)、真番(チンボン)への出兵準備までが描かれています。
ホン・ソクチュ、チェ・ワンギュ、チョン・ヒョンス
朝日新聞社
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単行本
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ナロ
テソ(帯素)の懐刀であるナロだがノベライズではあくまでも隠密に情報戦を行う立場にあるだけでドラマのように高い官職にはつかない。要所要所で朱蒙(チュモン)の動向やクムワ(金蛙)王の動向を探ってテソ(帯素)に報告するのはドラマと一緒だけどひっそりとした地味な存在である。
ヘモス(解慕漱)とユファ(柳花)の再会
ドラマでは第12話でヨミウル(汝美乙)の手配によりヘモス(解慕漱)とユファ(柳花)は再会する。あのシーンは泣ける名場面でした。
ノベライズでは宮中を追放された朱蒙(チュモン)を心配したユファ(柳花)がムドクの情報で居場所を知り錦城山(クムソンサン)にいることを知り駆けつけたところヘモス(解慕漱)と再会するということになっている。
私はドラマの再会シーンに軍配をあげます。
原則主義者の朱蒙(チュモン)
諸国を自分探しの旅?!に出て、臨屯(イムドゥン)、真番(チンボン)を撃つチャンスだということでクムワ(金蛙)王を説得します。漢が国力を消耗しているということから今がチャンスということはわかります。しかし、扶余からするとそれをしたら何かうれしいことあるの—>中原の蛮族を追い払い古朝鮮の栄光を取り戻すという大義があるのがわかるけどリスクが大きすぎるんではないの?とか、もっと国内を安定させてから乗り出してもいいのではと思ってしまいます。いくら大義があっても力のない大義では返り討ちにあって自国の民を窮地に陥らせてしまうことになりだめだろうと思ってしまいます。
プドゥクプル(不得不)の論理展開はとても筋の通った論理ではないかと私は同意してしまいます。
さて、このあたりの話は下巻ではどうなるのか期待しながら読みたいと思います。
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