韓流ドラマ「風の絵師」を鑑賞して、シン・ユンボクとキム・ホンドの絵画をオリジナルで見たくなり、シン・ユンボクの絵画を多数保有する澗松美術館へ行くことを決意。澗松美術館は年に2回(5月と10月)2週間しか開館しないため開館日をチェックして開館日に合わせて旅行する日を設定したのですが、事前の情報どおりシン・ユンボクの絵画はもちろんのことキム・ホンドの絵画も一切展示がありませんでした。
まあ、楽しみが先に延びたということで、シン・ユンボクが展示されるという情報があれば再度、澗松美術館を訪問したいと思います。
「澗松美術館」を知らないタクシーの運転手
宗廟を見学して、そこからタクシーで「澗松美術館」へ行こうとしたのですが2台のタクシーに声をかけましたが知らないと言われてしまいました。2台目のタクシーの運転手はナビを操作して検索してくれたのだけどヒットせず・・・見てると綴りが違うのでやっているような気がしたのだけど。距離としては5kmくらいしか離れていないのだけど、私設美術館かつ年2回のオープンではタクシーの需要もそんなにあると思えないので知らないのもやむなしかな。
やむなく地下鉄で地下鉄1号線「鐘路3街」から地下鉄4号線「漢城大入口駅」へ行き、駅からはタクシーで行きました。さすがに地元のタクシーでちゃんと「澗松美術館」は知っておりました。
テーマは「朝鮮亡国100周年追念絵画展」
「韓国併合」時代の書画をテーマに展示をしていたのですが、抗日を意識するような絵画はなかったように(私のセンサーが鈍いのかも知れませんが)に思えます。
安中植、趙錫晋の絵画が展示(多分、自信なし)されていました。展示室内はカメラ撮影禁止のためどんな絵画が掲載されていたかは花と蝶や風景画が多かったです。
観覧者は若い人たちのグループも多く日本の美術館の雰囲気と違っているように思えました。みんなじっくりと見ていくのでなかなか列が進みません。子連れのお母さんは絵の前で延々と子供に説明をし出すので余計に進まない場合もありました・・・。
館内は二階建てとなっており、二階から見ていき一階に降りていくという順路になっています。一階には受付と複製画や画集の販売を行っています。サンプルを見て近くのスタッフにこれ頂戴と言えば在庫から探し出してくれます。悔しいのでシン・ユンボクの複製画を中心に購入しました。
とりあえずは複製画で我慢我慢。
「澗松美術館」のお庭など
内部の撮影は禁止なのでお庭など撮影してみました。
「澗松美術館」前の露店
「澗松美術館」の正門前にお寺が製造している醤油、竹塩、味噌を販売する露店があって、呼び止められて売り込み攻勢をかけられました。ちょうど、日本語のわかる人もやってきて通訳していただきながらどんな商品なのかをお聞きすることができました。
竹塩は日本円で6000円もするのでさすがに買えませんでしたが、お味噌とごま油を購入しました。際限なく色々と試食させてくれました。

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