悪事がばれて捕えられてしまう夢を見た禧嬪(ヒビン)もといチャン・オクチョン王妃。チャン・オクチョン王妃ともあろう人がトンイの影に怯えるとはよっぽど相性が悪いみたいですね。
そんなトンイを取立てて、監察府の女官にまでなったのはチャン・オクチョン王妃自身の思惑。身から出た錆というのはまさにこのための言葉かな。
さらに、心配事は粛宗(スクチョン)が王子を訪ねてきてくれるがチャン・オクチョン王妃には政務が忙しいことを理由に時間を取ってくれないこと。ここにもトンイの影を感じ取っているかもしれない。
また、もう一つ頭の痛い問題があった。それは現王妃のオクチョンを皮肉った謝氏南征記がもてはやされていたこと。短くまとめてくれているのはこちら{ 古典,小説 } 謝氏南征記(사씨남정기)をどうぞ。
生きていたトンイ
そのころトンイは商団の主人に救われて義州で商団の仕事を手伝っていた。この商団の主人というのが時代劇などで主に悪役系の脇役をやっているチョン・ホグン。イ・サンではミン・ジュシク役をやっていました。
今回はヒロインであるトンイを助けているので珍しく善玉をやっているのかと思いきや、トンイの手紙は送らないでずっとこき使おうという魂胆の男。やはり悪役でした。本当に大物ならトンイの手紙の宛先をみて筋の良い人脈と見抜き、人脈をつないだほうがもっと良い商売になると判断するはず。やはり小物的悪役なんだな。
商団の主人の部屋で自分の手紙を見つけたトンイは商団の主人が手放す気がないことに気づき逃げ出す。そこへ、なんとチャン・ヒジェが登場。
新たにウンテクという流刑に処せられた両班が登場。このキャラは公式サイトの登場人物にも記載あるので今後、重要なキャラなのかな。
そして、トンイが流れ着いた義州というのは清との国境にある街なんですね。だから、清との取引を企てているヒジェもまた義州にやってきてトンイと鉢合わせするという伏線になっているんですね。
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