粛宗のポジションはこのドラマではどんなところにあるのだろうと、今回の「王妃の願い」 を見ていて感じてしまいました。
というのは世子の世継ぎを期待できない体という秘密を巡る張禧嬪 vs. トンイの闘いでは粛宗は当事者ではなく審判者という位置づけであり、張禧嬪とトンイが闘った結果を判定するという役どころに見える。だから、この世子を巡る戦いでは審判者の役割を保ち続け能動的に動くことはせずに中立という立場で動いている。
ヨニン君の動き
トンイが張禧嬪と政治的な闘いをしている中、ヨニン君は後の英祖になる過程として
- どんぐりを食べて賤民の生活の辛さを思い知る
- 世子との親交を結ぶ
ということをしている。トンイがドロドロした部分で闘いながらもヨニン君は王としての重要な資質を学びつつあるということでしょうか。
仁顕王妃の最後
仁顕王妃が倒れたということで早速、張禧嬪側はかくまっている医女を拉致することを狙ってチャン・ヒジェは行動を起こす。王妃付の女官をさらって、医女の隠し場所を聞き出すというもの。ここまでは順調だったのだけど、最後の医女を確保するという部分で第三者にさらわれてしまう。その第三者とはチャン・ムヨルであった。チャン・ムヨルはチャン・ヒジェと張禧嬪が自身に対して隠し事をしていると睨んで、その隠し事を探るためにチャン・ヒジェの先を動いたわけ。
こんな動きをするチャン・ムヨルというのは敵には回したくないタイプですね。絶対ミスしないし、2手も3手も先読みしているからぼんやりしていると足を掬われてしまいそうです。
そんなチャン・ムヨルと比較するとチャン・ヒジェは考えが足りない。作戦を練る時に考えられるリスクというのを無視している感じ。ご都合主義で作戦を立ててしまう性格ですね。
さて、三つ巴の形となってしまいましたが今後の展開はチャン・ムヨルが握っているのかな?どう動くのだろうか?
次週はお休みで、次回は4/8となります。
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