仲本京子絵画展 へ行ってきました。

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KYOKOART

沖縄在住のナイーブアートの画家「仲本京子」さんの個展へ行ってきました。奥さんとともに行きました。

ギャラリーツープラス

場所は銀座のギャラリーツープラスです。

最寄駅の有楽町線の銀座一丁目から歩いてすぐのところにありました。

今回の個展では仲本京子さんが最初の三日間、11日(土・初日)より13日(月)まで在廊されるとのことなので、なんとかいらっしゃる期間に訪問しようと思っていたのですが、うちの奥さんの都合がついたので初日に訪問することが出来ました。

会期:2009年7月11日(土)~16日(木)
会場:ギャラリーツープラス
東京都中央区銀座1-14-15 白井ビル2F/3F
TEL 03-3538-3322
時間:正午オープン(土曜・月~水曜は7時まで/日曜は5時まで/木曜は8時まで)

個展の会場にお邪魔したら仲本さんがいらっしゃって、直々にそれぞれの作品についてお話をうかがうことが出来ました。背景情報を聞くと、その絵の新たな面白さを認識することが出来ることを再確認できました。感性で作品を鑑賞するという方法もありますが、読み解いていくという方法も作品を深く味わうことが出来るのかなーと、最近はまっている韓国ドラマ・小説の「風の絵師」を思い出しながらの感想でした。

楽園・桜の池で

楽園・桜の池で

こちらの作品で描かれている桜はカンヒザクラ(寒緋桜)で台湾原産の桜で沖縄では1月頃に咲くそうです。色もショッキングピンクに近い色で、散り方もひらひらではなく、まとめてボタッという感じで散る?落ちるそうです。日本の桜とは違いギャル系の桜と言えばいいのでしょうか。楽園のちびっこ達がスイカを食べているのを季節的におかしいと突っ込みを入れられたことがあると言われていました。そこまで、突っ込みますかー!?

楽園・さわふじの夕べ

さわふじが咲くのは2日間程度だそうで、その、さわふじを鑑賞するツアーがあるそうです。民家の間を縫って鑑賞するそうで民家の庭に生えているさわふじがきれいだったりするので、他人の家の庭をツアーでじろじろ見るということをしてしまうもの。さわふじのある家は毎年恒例で2日間程度ということで、うるさいことも言わず、逆にライトアップしたりして見せたりもする家もあるそうです。

こちらの作品は夜の情景を描いていますが、空の黒に星の黄色い点がとてもきれいに浮いて見えます。この美しさはパソコン画面では堪能できませんので、ぜひ、実際に作品を見ていただきたいもの。

楽園・中庭の演奏会

ヨーロッパの町並みをイメージさせる石畳と噴水。その噴水にはちびっ子が仰向けに浮いていたりしています。このシーン見ていて映画の「天使と悪魔」での噴水のシーンを思い出したりしました。噴水の前の広場で楽しげな演奏会が行われていますが、右下のちびっ子はテーブルの料理をこっそりと取っていたりして何か怪しい雰囲気。

一番左の建物の最上階の部屋のちびっ子はちょっと見にくいですが新聞を読んでいます。仲本さんによると新聞は社会への窓を象徴しているとのこと。楽園も我々のリアルな世界とつながっているようです。

楽園・パラダイスビュー

楽園・パラダイスビュー

こちらの作品は部屋から南国の海が見えていますが、部屋の中はエアコンが効いていて快適な空調を実現していると考えて観てくださいとのこと。部屋から何も仕切りがなく海が見えていますが窓があると考えてくださいとのことでした。
そして、ちびっ子達を一人ひとりチェックするとみんなのんびりとだらけています。左のパソコンに向かっている子は鼻でもほじっているのでしょうか?

壁の白さがとても印象的な作品です。パソコン画面ではわかりませんが実物で鑑賞するととても柔らかな白で、この白さがちびっ子達のマッタリ感をフォローしていてとても癒される作品になっています。

とても、気に入ったので購入しました。仲本京子さんの作品はこれで3作目となります。

作品の話だけではなく、お互いの子供たちの話や、可愛い娘さんを連れた夫婦の方も交えて楽しい話をさせていただきました。

仲本さんにはこれからますます活躍して欲しいです。

この記事を読んで気になったら、ぜひ個展へ行ってみて下さい。素敵な出会いがあるかもしれません。

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